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リスナーメール:家の購入時、耐震性をチェックするなら「フラット35」「性能評価」「認定長期優良住宅」の三つ

水谷 きょうはどんなお話でしょうか。

大垣 今日はね。また質問を頂戴しています。二つありまして、一つは、ラジオネーム「ケーキサラダでダイエット」さん。「先生、いつもラジオを聞いています。建売住宅を見にいったときに、フラット35の話をしたら、案内の業者は、証券化で時間がかかるとか、審査が厳しいとか言われてしまいました。フラット35って大変なんでしょうか」っていうことなんですけれども。これはもう、むちゃくちゃ全然間違いっていうか。

水谷 酷くないですか、これ。

大垣 これはかなりひどい。多分ですけど。

残間 業者の人がひどいっていうことね。

大垣 うん。建売なので、フラット35は、ただ借りると審査をするときに、借りる人がちゃんと返せるか見るだけでなくて、家がきちっとしたものかっていうのを、住宅金融支援機構独自で、適合審査っていうのをやるんですね。で、これを満たした形で建売住宅をちゃんとお造りになっていれば、基本的にはモノの審査はないはずなので。

残間 ちゃんと作ってないんだ。

大垣 その方の審査だけになるんです。その方の審査はだいたい2日で出ますので、そんな、時間がかかるとか。証券化は貸してからやるので、時間がかかっても関係ないので、全く間違ったことを言っていて。

水谷 結構ひどい担当ですね。

大垣 こういうことを言う、営業妨害をするつもりはありませんが、もしこんなに間違ったことをおっしゃるところがあれば、きっと、その分譲住宅、すでに作った住宅は、さっき残間さんがおっしゃったみたいに、適合が通らないので、そっちへ持っていきたくないっていうふうに思われてるから。

残間 審査されたくないのよ。

大垣 客がフラットのことを言ったら色々言って断りなさいっていう。

水谷 でも、この番組を聞いてらっしゃる方だったら、ある程度情報があるから「あれっ? おかしいんじゃない?」って思うかもしれないけど、知らない人は、その人の言うことを聞いちゃいますよね。

残間 うん。

水谷 どうすればいいんですかね。

大垣 自衛するしかないよね。

残間 でも、こういう制度はちゃんとあるのに、それを阻むとか、拒むような人は、怪しいって思わなきゃ。

大垣 だから、賢い人は、これもいいことか分かりませんけど、銀行で借りるつもりでも、住宅金融支援機構にも出しておく。そうすると、銀行より早くOKが出るのもあるし、もちろん金利は今めちゃくちゃ低いからお得っていうのもあるんですけど、そうでなくても、家のほうをそれでチェックする人って結構いてですね。
 現に、前もお話ししたかもしれませんが、2000年で、今日のお話で、東日本の後に、耐震の基準が音もなく結構厳しくなっているんですね。普通に新耐震って言っていても。ですから、普通は2000年以降と2000年までだと、耐震の基準値が。

残間 95年で変わったんですよね。

大垣 2000年です。

残間 阪神淡路の後に。

大垣 ああ、そうです。阪神淡路の後。それで、2000年の後だと、2000年は0.7ぐらいしかないんですね、普通にやると。でも、住宅金融支援機構のローンを借りられた方については、もともと厳しかったので、実は2000年より前でも耐震の基準値はいまと同じくらいあったりとか。だから、やっぱり国のやってることなので、そこらへんは割といいローンなんですよね。
 というわけで、もう一個ね。「お花畑の住人」さんからいただいてるんですけど、「地震に強い・弱いを見分ける方法ってありますか」ってあるんですけど、これは見分けられません。

水谷 見ただけじゃ。

大垣 ただ、今申し上げたように、普通の基準だったらやっぱり、本当に基準を満たしているかっていうことと、あとね、住宅の品質保証っていうのが、性能表示っていうのがありまして。そんなに高くないです。5万円ぐらいかかりますけど、それを取ると、完璧に、どういう基準値になってるか、いまとどうかとか、何倍くらいあるかっていうのは分かります。ですから、性能評価をとるか、認定長期優良住宅って、これは普通の2倍半ぐらいの強度がありますので。多分、なかなか潰れない。

水谷 2倍半ってすごいですね。

大垣 なので、そんなようなところを制度をご覧になったらと思います。

水谷 これからも何かわからないことがあったら、ぜひこの番組に、大垣先生にメールをお寄せください。なんでも答えてくださいます、お待ちしております。