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購入したが、住んでいなかった千葉県茂原市の物件を貸し、その後売却

水谷 今週は、「マイホーム活用大作戦」。移住住み替え支援機構JTIでは、マイホーム借り上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIのサイトウミチオさんにご登場いただきまして、豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になりそうなケースをご紹介していただきます。宜しくお願いします。

サイトウ よろしくお願いします。今日はですね、なんと、申し込みといいますか、引き合いの番号1番という。一番最初にお電話をいただいた方でですね。なんとその翌年に入居が、契約が3番目ぐらいで決まったという方なんですが。もともと物件は、千葉県の茂原市というところですね。お父様が所有の状態で、借り上げを行いまして、途中で相続が発生しまして、今は娘さまがお持ちになっていらっしゃいます。もともと茂原市の公社による大規模分譲、当時、バブルの。

残間 人気でね。

大垣 これ、競争率が何百倍とかの。

サイトウ 300倍だったという。それに当選しまして、娘さんのお名前でメーカーで住宅を建てて、住宅金融公庫で住宅ローンを借りて、建築中に娘さんが海外転勤になってしまって、10年以上帰ってこなかったんですね。その間お父様のほうで年に4回ほど空気を入れたり、草刈り、植木の手入れというようなことをしておられて、帰られたんですけれども、茂原から、どうしても通えない、ご結婚されてましてですね。通えないということで、空き家の状態が継続することになって。そんなとき移住・住みかえ支援機構のことを知ってですね。登録をして、早速貸し出ししてみたいということでお話が決まりまして。2007年2月に入居が一軒目が決まって、それから11年間ご利用をいただいておりました。実際のところ、今年に入ってから、娘さんのほうから、どうも茂原には戻らないという感じになったので、価値があるうちに売却をしようかなということでご相談がありまして、実際に現場のほうで、お世話をしてくれている不動産業者のほうから、入居している方にも声をかけてくれということで、お話をしてきたんです。

残間 今住んでる方にね。

サイトウ そうなんです。実を言うと、もう7年ぐらいお住まいになっている方でですね。実際、現地は気に入ってるはずですし、小さなお子さんもいらっしゃいますので。で、お話をしたところ、入居者が購入したいということでですね。

水谷 そういうこともあるんですね。

サイトウ なんと、入居者に、今年の3月に契約をしていただいて、最終的に、借り上げ制度が終了になったという方なんですね。

大垣 これ、あれだよね。メーカーさんの住宅だから、実は全然傷んでないんだよね。このぐらいだと。

サイトウ そうなんです。普通にお手入れさえしていれば。

大垣 そう思うと随分ね。土地代切るぐらいで買われたでしょうから。

サイトウ もともと一番最初にご相談いただいたときに、売却の査定もしたということはお話しされていて。当時でも、1000万は超えてなくて、900万ぐらいだと聞いていました。

水谷 ええっ。

大垣 残念だけど、当時の人気あったところに比べると、いまの感覚だと遠いってなっちゃうからね。

サイトウ そうなんです。実際のところ、ご入居の間の賃料は950万お支払いをして。

水谷 元取れちゃう。

サイトウ そうなんです。

大垣 売却利益より高いぐらいじゃない。

サイトウ そうです。なおかつ今回、700万円で売却が決まっていますので。

残間 わあ。ちょっとしたお金持ちになりましたね。

水谷 1600万ぐらい手元にということで。

大垣 それだけ、茂原では出ないものね。だからやっぱり、運用した後で売ったほうがいいです。

残間 こういうふうに気に入ってくださったっていうのもまたよかったですよね。

大垣 そうですね、本当にハッピーですよね。

サイトウ これで、ご入居者、あるいは制度利用者の方、両方ともハッピーになったという事例をちょっと。

残間 そういう、売却したいなんていうときにも、要請にこたえてくれるんだ。

サイトウ はい。通常の募集ももちろん、売却の依頼もしますし。入居者へのお声がけなんかもさせていただいております。

大垣 取り扱ってる事業者にしてもらえますからね。

残間 なるほど。

水谷 今日もJTIのサイトウミチオさんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。

サイトウ ありがとうございました。