愛媛県の松山市から熊本県菊池郡へ
水谷 今週は、「マイホーム活用大作戦」。移住住み替え支援機構JTIでは、マイホーム借り上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIのサイトウミチオさんにご登場いただきまして、豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になりそうなケースをご紹介していただきます。宜しくお願いします。
サイトウ よろしくお願いします。今日はですね、愛媛県の松山市から、熊本県菊池郡ということで、なかなか両方ともよく知っているわけではない場所なんですけれども、地方から地方へという移住の方。
大垣 松山は、全然市街地ですね。
サイトウ そうですね。
大垣 だから、田舎暮らしなんですね。
サイトウ そうですね。実を言うと、仕事の転勤で熊本の菊池郡へということだったんですね。
大垣 そうなんですね。
サイトウ 移住のハッピーリタイアメントで、ということでは実はないんです。
大垣 本当だ。お建てになってまだそんなに。
サイトウ そうなんです。なんと、築6年で転勤が決まってしまって。
水谷 綺麗なおうち。
大垣 このパターンね。
サイトウ ここも、もちろん売却したくはないし、かなり時間をかけて気に入った間取りにされたらしいんですよ。
大垣 悲しいですね。
サイトウ ちょっとどうしよう、ということだったんですが、たまたま移住・住みかえ支援機構のことを雑誌で知りまして、つかえるのかなあということで聞きましたら、松山はオッケーですよということで対応ができまして。まずは、ご自身は、今は仕事の関係でということなので、賃貸のマンションを。新しくできたばかりのマンションをたまたま見つけまして、そちらに移住をされて。で、まずは、今まで住んでいた、気に入ってるお家を賃貸に出すと。で、ちょっと松山ということになりますと、日本全国的なレベルからいうと、少し賃料が安いイメージ。
大垣 そんなに変わらないんじゃない。前々回か、八王子と比べたら同じぐらいじゃない。
サイトウ そうですね、そんな感じかもしれません。
残間 これは、作りがすごく良さそうな。
サイトウ おしゃれでね。角地で、駐車場もあってということで。
大垣 いい家だね。
残間 一家族が住むには惜しいくらいの。
サイトウ 実際には賃料も8万円弱のところがつきまして、お客様もこれならということで。
大垣 これは、まだローンは残ってらっしゃるんですか。
サイトウ はい。実際には、ローンが若干残っておりまして、そちらをそのままにして動かれたということになります。
大垣 これ、ちょっと補足しておきますと、ローンがあると、実は、万が一返せなくなったときに出ていかないといけなくなるので、原則はお断りすることになってるんですけど、出していただければ色々お話を聞いて、だいたい認めてますよね。
サイトウ そうですね。貸してるほうの銀行さんの許可を。
大垣 許可は本当はいらないんだけどね。でも、一応そういうことも分かった上でやるとかで。だいたい大丈夫なのでトライしてもらえるんですけど。
水谷 このかたも、将来は自分の自宅へ戻るおつもりで。
サイトウ そうなんです。
大垣 割とすぐ帰ってくるんだよね。
サイトウ それがですね、なかなか、すぐではなくてですね。どうなるのか分からないんだけど、必ず松山に帰るということを、ご自身で心を決めて、熊本のほうでのんびりと過ごされていると。
残間 思い入れて作った家だからね。
水谷 ある意味、それが、帰ることが拠り所になりますもんね。
大垣 やっぱり定期借家でやらないと帰れなくなっちゃうから。
残間 そうだね。ただやたらに貸すとね。
大垣 そうすると、松山なんかに一般で出すと大変でしょうね。
サイトウ そうですね。いい物件だと、逆に出てもらえなくなるので。今回の入居者も、2件目の入居者は更新もしてくれて、再契約もしてくれていますので、そういう意味ではいい入居者に当たっていると思います。
水谷 今日もJTIのサイトウミチオさんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。
サイトウ ありがとうございました。