兵庫県の伊丹市から、島根県松江市へ

水谷　今週は、「マイホーム活用大作戦」。移住住み替え支援機構JTIでは、マイホーム借り上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIのサイトウミチオさんにご登場いただきまして、豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になりそうなケースをご紹介していただきます。宜しくお願いします。

サイトウ　よろしくお願いします。今日はですね、兵庫県の伊丹市から、島根県松江市に移住をされた方のお話をさせていただきたいと思います。こちらの方はですね、1984年に伊丹市のほうでマンションを購入し、お二人お子様を育て上げられたと。そのあと、お子様も手が離れて、ご主人が定年をして、それを機会に、実は松江がご実家なんですけれども。

大垣　いいところだな。

サイトウ　ちょっと、手を入れてあげないと心配だというような物件で。写真を見ていただくと分かるように。

大垣　いいなあ。

サイトウ　これ、後から作れって言われてももうできないような。

残間　格子戸の綺麗な。

大垣　これ、最高ですね。

サイトウ　これはもしかすると前の通りが、昔の県道なのかもしれないですね。そこに面して、こういう家が何軒も並んでる場所なんですね。

大垣　最高ですねえ。

サイトウ　そういった形で、ご実家のほうに帰ろうと。ただ、ご実家が結構、地図でみると、かなり田舎に寄った場所なので、マンションでもいいから戻ってくる可能性があるなというふうにお考えになってたんですね。手放してしまうのも思い切りがつかないということで、インターネットで移住・住みかえ支援機構のことを知ってですね、お近くのマイホームの相談員の方に連絡を取って、いろいろと相談に乗ってもらって。今の家がちゃんと貸せるよということが分かったので、松江に帰るということを決断したということなんですね。

大垣　なるほどね。

残間　いつも、戸建てが多いけど、マンションもこうやってね。

サイトウ　そうなんです。

大垣　マンションのほうがね。

残間　貸してもらえるっていいですよね。

サイトウ　マンションの場合だと、思ったよりもオーナーさんが手をかけるところがないので、内側しかリフォームはしませんから。思ったより費用もかからずに。

残間　なかなか、1984年に建ったっていうと、売ろうと思ったってそんなに資産価値として。

大垣　そうなんです。

水谷　査定額、どのぐらいだったんですか。

サイトウ　実は、500万いかないよというようなことも言われたことがあるということなんですね。ただ、実際に貸してみたら、こちらも６万円を超える金額で借り手がついて。

大垣　伊丹だしね。これ、いいところですよね。路面道路も広いし。

残間　結局今までもらった金額っていうのは。

水谷　ねえ。トータルではどれぐらいに。

サイトウ　こちらの方は、もうすでに、５年で３２０万。

水谷　ええ。じゃあ、絶対貸したほうがいいですよね。

大垣　これから売ってもやっぱり５００万。

サイトウ　そうですね。それは変わらないんですけど、ゼロになってしまうときまでは変わらない。

残間　それはすごく良かったね。

大垣　でも、このマンションはいいマンションですよね。

サイトウ　そうなんです。築年数の割には綺麗で。住みやすそうな。周りも穏やかな場所ですし。

水谷　マンションに入居された方はどういうご家族なんですか。

サイトウ　今回はですね、実はマンションが少し小ぶりのマンションだったものですから、お子様がこれからというお二人でお住まいになっておられます。

大垣　最高だね、でもね、意外と賃貸だとこんなに広くないでしょう。

サイトウ　そうなんです。もっと広いところが中心。

残間　分譲のマンションだったからこうなのよね。

大垣　分譲って、設備もいいしね。

残間　だから、やっぱり、買ったものを貸してもらうっていうのは。

サイトウ　一番いいですね。

大垣　一番いいですよ、こういうのが流通していってくれると。

水谷　今日もJTIのサイトウミチオさんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。

サイトウ　ありがとうございました。