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地方移住のサポート、どんどん手厚くなってきています

水谷 きょうはどんなお話でしょうか。

大垣 いっぱい地方に移住する人のサポートっていうのが出てきていて。その中でも、もう、すごいのが出てきているので。これ、4月からなんですけど、ちょっとご紹介しようと思って。企業支援金、移住支援金っていうのが。

水谷 支援金が出るんですね。

大垣 これは、今現在、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に住んでいらっしゃる方が、それ以外のところで、そのあとは自治体で色々考えるんだと思いますが、少し条件が悪いところということで、色々。

残間 条件不利地域っていうのが。

大垣 こういう名前はどうかと思うけどね、のほうへ動いてみようかなという方には、まず、そのへんにある地域の重要な中小企業と書いてあるんですけど、実際には、各自治体で、色々と紹介をしている地域の中小企業になるということで、そんなに重要かって言われても、地域の中小企業に転職をしようとなさる方、これがまず100万円。それから、自分で事業をやろうっていう場合に、あんまり地方と無関係なやつは駄目なんですけど。地場の産品を使いましたとか。

残間 これ、でも、地方創生に繋がるのがね。

大垣 なんか引っかかってれば実際はいいんじゃないかって聞いたらおっしゃってましたけど、それでやっぱり100万円。これはもう、もらいきり。で、プラスアルファで、中でも、自分で起業してみようと、例えば脱サラをなさって、それで新しく事業を自分でやるよ、務めるんじゃなくてっていうかたは、その事業を始めるために必要なお金が最大200万円までみますよっていう。

残間 これ、だけどあれだよね。関係ないことやっちゃ駄目なんだよね。いわゆる社会的企業家っていうか。

大垣 これ、社会的企業家って書いてあるから、残間さん的理解だとかなりしつこい感じを思い浮かべるでしょう。

残間 いやいや、そんなことない。最近、色々な若い人たちと話してるからわかるんだけど。

大垣 いやいや、そういうのじゃなくて、カフェやってもいいわけ。

残間 もちろん、その地域のものを使ってね。

大垣 そういう感じ。社会的企業って、もうちょっと。

水谷 結構条件としては緩いんですね。

大垣 緩いと言われてますね。

残間 こう書いてあると固い感じだよね。

大垣 そうそう。社会的事業っていったってって。

残間 社会的、企業的な観点を持った企業、社会的企業を支援って。

大垣 だから、どっちかっていうと、そういう、田舎でやること自体が社会的だっていう感じじゃないかしら。

残間 なるほど、なるほど。

大垣 ただ、そこでインドとやるIT企業とかになると、もしかしたら、ダメなのかもしれないけど。

残間 この番組でよく、地場のあれってね。

大垣 ああいうのは大丈夫だと思います。

残間 ピザ作ったよとかね。

大垣 自治体のほうも、ある程度お金を負担することになっていて、そこで指定をなさるので、自治体によって温度差はあるんだろうということなんだと思いますけど。で、僕思ったんですけど、これ、いつもの話で、割と言っている人は意外と若い人を意識してるんですよ。

残間 そうですね。

大垣 でもね、条件が、その、さっき言った4県に5年住んでないといけないんですって。

残間 東京、埼玉、千葉、神奈川に。

大垣 それって、やっぱり、財務省が厳しいから、言ってるうちにどんどんどんどん厳しくなっていくんですって。財務省と折衝していると。で、5年も住んでるやつで若い奴なんかいないじゃんっていう。だから、例えばぼく、最初もらって、じゃあうちの学生をちゃんと育てて、最近、地方に最初から頑張っていけばっていうのがやれるのかと思ったら、5年住んでないからダメっていう。だから、意外と、40、50くらいで、人生をチェンジしたいなって人なのかなって。

残間 願わくば30代の人が行ってくれたらいいなっていう。

大垣 まあ、思ってるんだろうけど、僕は、このラジオをお聴きになっている50ぐらいの方がまだ元気なうちに田舎に戻られたりとか、そういうときに結構本当は美味しいんじゃないかって。多分、やってる人が必ずしもそう思っていないので、そういうふうに宣伝しない可能性があるので、ぜひラジオで実際にはそういう方が一番当てはまりますよっていうのを。

残間 じゃあ、この条件不利地域っていうのが、過疎地域自立促進法の特別措置法とか、山林の振興法とか、離島の振興法とか、それから半島の振興法とか、小笠原諸島の振興開発特別措置法の対象地域を有する市町村っていうと、なかなかこれも。

水谷 限られますね、これ。

残間 政令指定都市は駄目らしいよ。地域に。この4県から。

大垣 うん、政令指定都市は流石に駄目なんだと思う。

残間 要するに、人口の都市の集中を避けたいっていうことと、地域地方の創生を図りたいので来てねっていうことなんでしょうけど。

大垣 でも、意外と狭くないかもしれないので。

残間 やってみると。

大垣 聞いてみる価値はあると思うんです。で、どんどん指定が広がっている可能性があるので。

残間 悪いことではないよね。

大垣 うん。少しずれますけど、これの対象になった人は、その地域に家を作るときに、住宅金融支援機構からローンを借りると、無条件でそこまでいろんな優遇を受けているその金利からさらに何パーセントか引いてもらえるの、金利が。もう、そもそも金利がすごく低いので、ほとんど金利がなくなるんじゃないかって言われているんですけど。だから、ますますですけど、若い子っていうより、ちょっと移住をして家もきちっと持ってみたいな。で、田舎で。

残間 でもまあ、20代後半だったらありうるかもね。

大垣 まあね。

残間 30代前半とかね。

大垣 まあ、いろいろ、国のほうは相当頑張りだしてるので、うまく使ってやってみてはどうかと思うところであります。

水谷 家とお金を考える、大人ライフアカデミーでした。