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移住住み替え支援機構についての基礎知識

鈴木 聞いて得する、家とお金の豆知識をご紹介します。大垣さん、きょうは。

大垣 聞いて得する、家とお金の豆知識って、初めて聞いた。

残間 ずっと書いてあったんだけど、かなちゃんは言わなかったのよ。

大垣 ああ、そうか。

残間 全然豆知識でもなかったし、得もしないから。

大垣 見切られてたんだな。水谷さんには。なるほど。

残間 かなちゃんはカットしてたの、勝手に。

大垣 あえて言われると喋りにくくなりますね。

鈴木 うわあ、ごめんなさい。

大垣 いやいや。あるべき姿なんだから。鈴木さん初めてで、実はまだ、移住住み替え支援機構のマイホーム借り上げ制度を知らないでしょう。なので、その復習をしようかなと思ったり。要するに、鈴木さんのところ、お子さんがまだ。

鈴木 小学校2年生です。

大垣 まだ可愛いですよね。鈴木さん、いくつから可愛くなくなりました? 残間さんって、いくつぐらいで可愛くなくなった?

残間 うーん。多分、中1の春ぐらいだと思う。

大垣 でしょう。もし、残間さんと同じ子供だったら、あと3、4年。もうちょっと先か。5、6年か。

残間 6年ぐらいはね。

大垣 それで子供可愛いのは終わりなんです。

鈴木 終わっちゃうんですか。

大垣 そのあとは、でっかいし食うし喋らないし、ぶすっとしてるっていうのが続いて。それで6、7年するといなくなるんですね。

残間 家を出る。

大垣 うん、だいたい。そうすると、だだっ広い家に。

残間 だだっ広いところ住んでる?

鈴木 そうでもないです。適度な。

大垣 そうでもなくても、子供いないと意外と。旦那様のお部屋ってあります?

鈴木 二人の部屋ですね。

大垣 二人の部屋。子供の部屋は広いでしょう。

鈴木 あります、しっかり。

大垣 二人の部屋を2で割った面積と、子供の部屋と、どっちが広いですか?

鈴木 子供の部屋のほうが広いですね。

大垣 ということになってるんだけど、子供がいなくなるんだけど、そこに旦那様が住むようになるかっていうと、ならないんですね、意外と。男の子ですか?

鈴木 女子。

大垣 女の子の場合は、ときどき帰ってくるので、入ってはいけない部屋になるんです。放置されて。それで、ずっとそのまま空いているので、その頃になると、今度は旦那様が定年とかになっちゃったりするわけ。そうすると家でゴロゴロし出すわけ。で、なんだけど、娘さんの部屋は空いたまま。っていうおうちが東京には山のようにあって。で、一方で、若い子たちは、そういう、僕らの時代に年上の世代が買えたようなところにはだんだん給料の水準も上がらなくなってきているので、家も買いにくくなってきていて。広い家に二人で住んでいる人たちと、子供ができても遠いところに狭く住んでいる人たちみたいに、循環しなくなってきている。で、イギリスとかは、新築の家があんまり建たないので、人間のほうがぐるぐる回っていくんですね。

鈴木 住み替えを。

大垣 最初platって言って、それから、1ベッドルームとか、2ベッドルームとか、ハリーポッターの家みたいなところに動いていって、また子供がいなくなると、今度はシニアの、二人の家に戻ったりとかって、そういうふうに回っていくんですね。で、日本もそうなったらいいんだけど、これまではとにかく作れ作れできたものだから、今も、作ってもらえる家っていうのは、ファミリー住宅しかないでしょう。なので、これをもっと循環させて、それで、サイトウさんのセッションのときのお話みたいに、そこをお金に変えて、60とかを超えたら、今度は二人で、本当に幸せな空間に動いていってもらったほうがいいんじゃないかっていう。

残間 幸せかどうかは分からないけど、二人の空間っていう。

大垣 みんな幸せなんですよ。

残間 そう?

鈴木 こうやってチクッとやるんですね、残間さんが。

大垣 っていうことで、国にも働きかけて、移住住み替え支援機構というのを作ったんですね。

残間 有効活用できないですもんね、そのままだとね。

大垣 でね、これがまた、貸そうとすると大変なんですよ、結構、わたしらもやってますけど、変な人が入ったりすると、出ていっていただくのにすごい苦労したりとか、お金も、鼻から払わないような人に当たっちゃうこともあるんですよね。よく見てても。で、そういうのを全部こちらで見ることと、あとは、空き家になっても、空き家になると、お金が入ってこないじゃないですか。そうすると、また募集しないといけない。そういうのもめんどくさいので。

残間 借り手がいないときって、家賃が入らないでしょう。それを保証してくれる。

大垣 それを払うっていう。そういう仕組みを作ったっていうことなんですけど、まだ鈴木さんのところは分かんないよね。

鈴木 確実に変わってきますもんね、ライフスタイルって。

残間 旦那さんとは同じくらいの年なの。

鈴木 はい。なので、あと、十何年で定年になっちゃうから。

残間 えっ、十何年で定年?

鈴木 十何年、はいそうです。今48なので、わたし。

残間 本当?

大垣 いつ買いました? そうすると。

鈴木 5年前です。

大垣 あらあら。ローンを組んだりしました?

鈴木 はい。

大垣 何年で組みました?

鈴木 35年くらいかな? まずいですか?

大垣 借りるとき、何歳でした? 40ちょっとでしょう?

鈴木 そうです。

大垣 それに35を足してごらんなさい、何歳ですか?

鈴木 だから、10年ぐらいで、必死で返そうと思っているんですけど。

大垣 まあ、お二人で稼いでいらしたらね。でも、普通の方々はそうはいかないですよ。でも、結構色々な問題があるわけ。

鈴木 リスキーなんですね・・・。ドキドキしてきました。大丈夫かな。

大垣 だから、家を、日本人にとって、みんなお金のことばっかり言うんだけれども、貯めるよりも、買っちゃった家とかローンとかをどうするかが本当は、老後に向けて大事な問題で、上手にやると、サイトウさんのコーナーみたいにすごくうまいこといくんだけど、ぼーっとしてると、結構。

残間 本当なのよ。情報があるないで、全然ね。

鈴木 ですね。

残間 ぼーっと生きてんじゃねえよってぐらいの感じなのよ。

大垣 そうです。

残間 よかったね、最初の人が。難しくないんだけどね。

大垣 すごい真面目な番組に。

鈴木 勉強させてください。すごい頭に入らないかもしれない。

残間 リスナーの人と順番で。

大垣 そうですね。もう十何年やってて、どんどん先のほうにいっちゃってるので、一回ちょっと、Back to the Basicになってもいいのかも。

残間 つれないカナちゃんから、もう一回、関心のあるじゅんこちゃんに。

大垣 はい(笑)。