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文化放送 大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ(FM91.6/AM1134)

楽しいセカンドライフを送るために。金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、団塊世代プロデューサー残間里江子が、大人の目線でお届け。このブログでは、「大人ライフアカデミー」「マイホーム活用大作戦」の2コーナーの文字起こしを掲載中。

2020年、金融はどうなる? 株、金利は上がる?

鈴木 きょうは。

大垣 今年は引き続き、できるだけお金のことを基礎から語るというか。そういう、ことで。金融機関の人のことを聞いていると、ときどき違うと思うところがあるので、そこも、ちょっと、元に戻って考えるっていうような話をしていこうと思いますが、今年1年はどうなるかですけど、おそらくだけど、株とかは、上がった下がった、どうなりますかって言われると、そんなにビューッとは上がらない年ですよね。選挙もあるしね。それで、そんな中で、あんまり、これまで注目されてこなかったことっていうのは、金利が低いでしょう。金利が低いのはなんでかっていうと、当然、利回りが低いからで。運用の。利回りが低いのに、株を買って儲かるかっていったら、一般的には儲からないですよね。そうすると、金利が低いときって、何したら得ですか?

残間 何もしない?

大垣 ぶぶっ。

残間 違うの? 何?

大垣 何もしないでもいいけどさ。要するに、金利が低いときに有利になるものって、運用?

残間 うん。

大垣 借金? どっち?

鈴木 借金です。

大垣 だよね。鈴木さん、あたりです。要するに、金利が低いんだったら、金を借りたほうがいいわけですよ。例えば、去年、ものすごいたくさんの上場会社が社債っていって、発行して、お金を調達して、でも、金利がずっと10年とか20年、固定のお金を、いらないでも借りているわけ。それはなんでかっていうと、景気が良くなっても金利が上がらないでしょう。そうすると、そのお金っていうのが、結局、低いということで価値が出るわけですよね。

鈴木 ほお。

残間 そうですね。

大垣 僕らの考え方っていうのは、例えば、1パーセントで借りているときに、馬鹿ね、0.5で借りられるのに、っていうところの1パーセントって、損な借入ですよね。でも、1パーセントで借りている状態のときに、2パーセントでしか借りられなかったら、バーカ、もうちょっと早く借りておけばよかったのにってなるでしょう。その分だけは、金利の差分だけは価値があるわけ。低い金利の借入って、財産なのね。

鈴木 借入も財産になるんだ。

残間 よく、借金も財産っていうじゃない。

鈴木 うん。

大垣 それは、やけくそで言ってる感じがするけど。だから、今この時期に、あんまりあくせく、上がるものを探すよりは、長く借りておくっていうことをするのは、一つの考え方なんですね。例えばだけれども、前少し、鈴木さんがいらっしゃる前によく言ってたんだけど、もしも金利が上がらない住宅ローン、固定金利っていうんですけど、ずっと1.5とか、低い金利で借りてらっしゃる方がいたら、退職までは頑張って期限前返済してください、退職になったら1円も返さないでくださいと。それは財産だから。そこを返しちゃって、退職金で返しちゃって、すっきりしちゃって金がなくなると、高いお金を借りないといけなくなりますから。

鈴木 ああ。

大垣 だから、両方持っておいたほうがいいですよ。例えば、それからもう一つ今年、大垣先生が、とうとう10何年の夢を叶えてやろうと思っているのは、これから家を買われる方、家は減りますけど、土地は減りませんよね。そうすると、土地と、低い金利の借入っていうのを合わせて持っておけば、ある程度までだったら、いざとなったら打って返せばいいわけだから、そういう意味ではやっぱり、これも割と、安心できる財産になるわけ。土地が財産っていうよりは、低い金利で当たっているようなものっていうのが、一つの財産になるっていうか。で、そういう意味で、今年は、もちろん投資は考えていかないといけない、それは自助努力っていう意味でそうなんだけど、やっぱり住宅ローンのように、個人で借りられる、非常に金利が低くて大きくて長く借りられるようなお金を上手に借りて財産を持つっていうのには、すごく大事な年になっていくし。

鈴木 ほお。

大垣 もしこれから景気が良くなっていくっていうんであれば、なおのことやっぱり、いつまでも金利がゼロじゃないので、そういう意味では、そこでできるだけ長く、できるだけ低く、できるだけたくさん借りてみるっていうのもひとつなんですよね。ただ、そういうことをすると不安だよね、当然。だから、万が一のときには、家を住宅ローンについてだけですけど、ちゃんとした家を買っていれば、ローンで心配する必要がないって、ミサワさんでちょっと始めてますけど、もっと徹底したやつを今年始めることで、庶民の人が、安心してそういうことをしても大丈夫になる。これが本当に出てきます。

鈴木 そういう仕組みが。

大垣 ということです。

鈴木 家とお金を考える、大人ライフアカデミーでした。