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AI学習にハマっています。

鈴木 きょうは。

大垣 別に得しませんけど、年末ぐらいからAIの勉強をしてるんです。個人チューターに。

残間 してるって言ってたね、かなり本気で。

大垣 そう。なんか、すごい面白い先生で、なんか、Skypeみたいなので、毎週末レッスンを受けて。

残間 偉いね。

大垣 偉いっていうより、好きでやってるんだけど。

残間 偉いと思う。

大垣 でもさ、だいたい、本を読んでもなかなか分かんないんですよね。

残間 分かんないと思う。

大垣 なんで分かんないかっていうと、要するに、AIの本を読むのって、平泳ぎのやり方が書いてある本を読むのと似てるわけ。

残間 ああ、分かる。

大垣 で、残間さんが、平泳ぎってこうやるんだって分かっても、やっぱり泳げないじゃないですか。そういう感じ。

残間 そうか、そうか。

大垣 だから、結構AIの本って出てますけど、きっとね、半分以上の人がやったことないんじゃないかなって。

残間 AIって、やるもんなの?

大垣 そう、やるもんなの。

残間 どこかで誰かが無意識に使ってるものじゃないの?

大垣 違う、違う。AIって、コンピューターが考えてると思ってませんか?

鈴木 アレクサとかね、考えてるのかなって。

大垣 なんか、考えてるみたいに思っているでしょう。

残間 考えてるっていうか、それに基づいて動いてる。

大垣 で、そのうち、鉄腕アトムみたいなやつが出てきて喋り出したりするんじゃないかって思ってませんか。

残間 もっといろんなことをやってくれるのかなって。

大垣 でも、ものすごく最先端なところに行くとそうなのかもしれないけど。

残間 人造人間みたいな。

大垣 一応、AIのレッスンを人当たりやるところで何をやるかっていうと、例えば、最初の問題はなんだったかな。大リーグの人のお給金と、その人が何本、ヒットを打ったとか、どうでもいいことまで、ものすごいたくさんの項目がいっぱい載ってるビッグデータっぽいものがあるわけ。実際ビッグなんですけど。そういうのがいっぱい載ってるんですよ。勉強用のやつが。それを引っ張ってきて、年俸って、あるよね。打率と、なんとかとか、色々あるよね。で、式を作ろう、体重何グラムとか、今年は何本打ったとか、全部入れると、この人の年俸は何千万ドルって出る式を作る。っていうのが、AI。

残間 それが勉強なの?

大垣 それがAI。で、それは例えば、年俸は打率かける100足す筋力かけるなんとか足す、っていうふうにして、式みたいなのを作って、そこに、何倍って、100かけるみたいなやつ。これを、要するに、機械に見つけてもらうっていうこと。だから、こんな式なんじゃないっていうのは、自由に選べるんですね。

残間 それ、自分で作るの? 式を。

大垣 式はだから。

残間 式はもう、だから、もうそこにあるのが好き。

大垣 だから、例えば、80要素ぐらい載ってるわけ。どれが効きがいいか分かんないじゃないですか。それから、多分だけど。

残間 全部やってみるの?

大垣 全部やると、出るんですけど、なんだか良く分からなくなるし、それから、多分、打点と打率とか、結構同じような話じゃないですか。そうすると、そんなのをいっぱい入れてると、そこばっかりが強調されるので、それは主成分分析とかっていうらしいんですけど、シュッと一つにしたりとかって。それを手でやると大変なんですよ。とにかくそれで、五つぐらいでやるべって言って、五つぐらいの要素を決めて、こうだからねって教えるわけ。コンピュータに。元データこれだからって教えて、結果はこうなるよと。じゃあ、頑張ってってやると、シュッって出るんです。そのシュッがめちゃくちゃ早いわけ。それで、これって俺が計算したら1年ぐらいかかるだろうなみたいなことが、1秒ぐらいでできるわけ。

残間 それって、その計算した結果は、大垣さんが自分で特許みたいなものを。

大垣 ううん。ただやってみて、で、こうだぜってやって、それで今度、除けておいたデータを使って、当たってるかなってチェックして、あ、ちょっと当たりが悪いねとかって言ったら、なんかまたちょっと変えてみよう、とかっていうのを、何回もやって、どんどん当たり方を高めて。

残間 制度を高めていく。

大垣 そう。で、これですから、みたいなのを決めるだけなんですけど、それが、もう。

残間 何が楽しいの?

鈴木 (笑)。

大垣 何が楽しいのって(笑)。

鈴木 勉強したてのときですから。

大垣 そりゃ、大リーグの年俸決めても何も楽しくないけど、例えば残間さんの機嫌が悪い時っていうのを決めて、それは今朝の気圧とか、血圧とか、昨日働いた時間とか、そういうので、残間さんに365日密着とかって、まず365通りのデータを作って、それをAI君に、残間の機嫌イコール、気圧足す昨日の勤務時間かける2.8足すって。そういう、2.8とかを計算するのだぞってやると、残間機嫌関数みたいなのができるわけ。きょうの残間さんのデータで入れると、きょうの残間さんの機嫌悪い指数は8だから、喋るのやめようとか、っていうことができる。

残間 でも、それが楽しいの?(笑)

大垣 それは残間さんと働いてる人にとっては重要かもしれないじゃないですか。で、そういうのが、工場とかだと、不用品はどう出るとか。

鈴木 今はどのぐらいですか。

大垣 だいぶ行った。今は文字を当てたりとか、そういうのを。

残間 当てるって何?

大垣 最初はそれをやるんです。その次は、このあやめの写真は、これだけたくさんあるあやめの種類のどれかを当てる、みたいなやつをやって。それがわりと基礎レッスンなんです。

残間 そこはクイズみたい。

鈴木 お時間なので・・・。

大垣 すみません、長くなっちゃった。全然本質に行ってないんですけど。

鈴木 そのうち、第二回をお楽しみに。