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京都府の八幡市から滋賀県の大津市へ

鈴木 今週は、マイホーム活用大作戦。移住住みかえ支援機構JTIでは、マイホーム借り上げ制度を通じて大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは JTI の斎藤道夫さんに豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になるケースをご紹介いただきます。斉藤さん、よろしくお願いします。

斎藤 よろしくお願いいたします。本日はですね、京都府八幡市から滋賀県大津市の方に移住された方の話になります。基本的に、お仕事の関係で1990年に八幡市で中古の戸建てをご購入になられて、子供さんをお二人育てたということなんですね。大きくはないですけどとても使いやすそうな。

大垣 八幡市ってあれだよね、石清水八幡の。

斎藤 そうです。そちらでお子様を育ててきて。定年も近づいて、セカンドライフのために琵琶湖のほとりにちょっと行きたいなと。

残間 ああ。

斎藤 それで見つけてきたのが、この素敵なマンション。

大垣 かっこいいな。これはこんなのあるんだ、大津に。とか言ったら大津の人に怒られそうだけど。

斎藤 地図を見ていただくと、琵琶湖のほとりなんです。

残間 向こう側が琵琶湖?

斎藤 そっち側の写真がないのが残念なぐらい。

大垣 これでも、結構便利なところですよね。

斎藤 そうなんです。駅も近いのに琵琶湖が見えて、マンションが綺麗でですね。こんなところに第二の人生スタートしようと。ところがですね、その時にやっぱり問題になるのが今お住まいになられているマイホームをどうするのかというところなんですね。実をいうとこの方、事前にインターネットで移住住みかえ支援機構のことも知っていてちょっと使おうかなという風に思っていたそうなんですね。

鈴木 はい。

斎藤 実際その時が来たということでもう一度調べなおしましたら、京都府八幡市のちょっと脇に実は大阪府高槻市というところがあるんですが。

大垣 高槻市頑張ってるんだよな。

斎藤 日本でいちばん頑張ってる高槻市というのがあるんですけど。

残間 何を頑張ってるの。

大垣 移住住み替え。

斎藤 セミナーを2回やっていて、たくさんの方が。

残間 継続的にそういうのやると違うんだね。

大垣 ポスターあるんですよね、どっちも高槻。市のところと田舎のところを両方写してあって、中で動こうよって。

斎藤 そうですね。高槻市のやっているセミナーですに、高槻市の住民じゃないけど行っていいですかということで参加をされて、その後個別の相談会にも出て、これならいいなということで利用を決めていただきました。

大垣 この家、旧耐震だったんだよね。

斎藤 そうなんです。実を言うと、最初に買ったおうちが中古ということで、1980年に建てたお家だったんです。

大垣 ギリギリ旧耐震。直すの結構お金かかった。

斎藤 そうなんです。実を言うと、150万円ぐらい。

大垣 そんなもんで行けたんだ。

斎藤 そうですね。もとの家は旧耐震とはいえしっかりできていたので、それを150万円かけて耐震の工事をして、実は、市から補助金がなんと90万円。

残間 すごい。

斎藤 自分の家をしっかりとした建物にしたのに、市から補助が出るという、お得に感じるじゃないですか。こういった制度も利用されて。築年数が古くて床面積が小さいので100平米弱になってしまうんですけれども、それでも賃料がそれほど下がらずに評価が出たので良かったなと。直接お話を聞いてみるとこの制度を知らなければ安い値段で売却してしまってその後はお金がどんどん減るだけ。ところが今の、土地建物はそのまま持ちながら賃料もらえてるということで、安定的に住んでるよという。

残間 結構いい賃料。

斎藤 そうですね、8万円弱ぐらいのところで決まっていまして。5年ほどの利用で400万円ぐらいをお届けして。

残間 売ったら本当に二束三文になっちゃうもんね。

斎藤 今入居してる方が再契約をしていただいて3年以上住んでいただいてるんですが、5人家族で子供が3人ということで賑やかにね、暮らしていただいています。

大垣 便利なところだしね。

斎藤 はい。

鈴木 わかりました。JTIの斎藤道夫さんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。

一同 ありがとうございました。