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家を賃貸に出したいとき、どんな手続きが必要?




鈴木 聞いて得する、家とお金のお話、お届けします。大垣さん、今日は。

 

大垣 きょう、家の貸し方。実際どんなふうになるかって意外とご存知ないですよね。例えば、私がやってる移住住み替え機構というとこの「マイホーム借上げ制度」って具体的にどうやるんだろうっていうことで、ちょっとイメージをお話ししてみようかと思って。

 

残間 貸してって言って、どうなるの?

 

大垣 そうそう。ぜひ、住み替えっていう言葉はもう忘れて欲しいんですよ、移住とか。今、とにかく、2軒お家のある方。自分の住んでる家以外にもう一軒どっかにお家があって、その家に住める状態だったら、コロナのこともありますし、置いとくと迷惑空き家になっちゃいますから。でも運用すると結構お金がもらえるわけ。それで、絶対に手取りで5万か6万にはなりますから、地方でも、貸せれば。そうすると、二月分でもう今回の給付金超えますから。

 

残間 本当よね。

 

大垣 もう、ほっとかないでください。

 

残間 1年で50万以上だしね。

 

大垣 で、電話してください。

 

残間 査定に行くの?

 

大垣 いかない。JTIからまず、いろんな情報を教えてくださいってきます。それまでにも色々ご事情があって、前回みたいに、土地が使用貸借なんですけど大丈夫ですかとか、いろいろご事情はありますからね。それは聞いてください。もう10何年やってますから、もう、起きそうなことは大抵経験してますから、色々ご相談乗れると思います。その上で、私んとこはこんなんですとか、あとは登記簿もいただいたりとかして、一度書類をお預かりするんです。

 

そっから初めて、●(01:48)なさりたくないということでしたら、JTIのほうから不動産屋さんを近くで見つけて、その方にだいたいどのぐらいかなっていうのを見ていただいたり。僕らのほうでデータベースもあるので、だいたいここで募集すると、たとえば、うまくいけば9万円。大体ダメでも、例えば8万円のこの間のどっかで決まると思いますから、これで募集します。それから、8万円でしか決まらないとしたら、そこの85パーセント引いたあたりの感じなんですけど、例えば7万円ちょっと。これは1回入られる方が決まった後、出られても、その金額を払いますからっていう。

 

残間 出られたらってことは、空き家になってもってこと。

 

大垣 そうです。出られてから、その方がまた退去なさっても、次の方が入られるまではいくら払いますと。ですから、上限と下限と保証の家賃と、この三つを一応、うちがハンコを押した査定書っていうのを先に差し上げます。ここまではタダです。

 

残間 いいね。

 

大垣 っていうか、そこだけでお金は取れないので。そこまでやってよっておっしゃる方には、結構面倒くさいんですけど、そこまではこちらで全部やることになってます。で、査定書を差し上げますので、それをご覧になってから申し込むかどうか決めてもらって。

 

残間 そうか、もっと高いのがいいなとか、こんなに高く借り上げてもらえるの、とか。

 

大垣 そういうのはあんまりないです。大体、こんなもんなの? っておっしゃるんですけど、こんなもんでもって言っても、下値で大体6万切るって事はあんまりないので。そうすると、さっき言ったように、それでもうあとはおまかせになりますので。もしかしたら、よーく考えてもらったら金融資産なんかよりは少なくとも儲かるし。今、月に6万入ってくる資産が急にポッと生まれたりしないじゃないですか。株とか。

 

残間 いつも教えてもらう、預金は6万円利息がくるっていうのは。

 

大垣 6万の利息っていったら、もう、何十億とか、そういうレベルなわけだよね。

 

鈴木 (笑)。

 

大垣 だから、余ってるんだったら、一回聞いてみてくださいよ、たとえ3、4万円でも、今の時代、あった方がいいかもしれない。それから、人が住んでくだされば悪くならないので、お家って。

 

鈴木 そう、痛まないんですよね。

 

大垣 そうすると、今度はそれ放置してると迷惑空き家って、今度はお金かかりますので。

 

残間 なるほどね。

 

大垣 せめて固定資産税とそれからその修繕をするお金ぐらい稼げてたら、マイナスになってないだけで実はいいんですよね。それから、意外と大変なのが、途中で入られた入居者のかたが大声出されて近所から文句が来るとか。

 

残間 なんか、結構器物を手荒に使って壊す人いるんだよね。

 

大垣 それから、何も言ってないのに猫を5匹飼ってるっていうことが起きちゃったりとか。そういうようなことっていうのは、やっぱり、確率的には起こるんですね。どんなにちゃんと見てても、きちんと審査するんですけど、審査してても、特にこういうコロナとかのことがあって職がなくなっちゃって離婚なさって生活が荒れちゃって、見に行ったら結構汚してられたりとかって。そうするとあの割と簡単に訴訟をしたりとかっていうことになるんです。これを一人でやるのは本当に大変です。

 

残間 そういうの、やってくれるの。

 

大垣 全部やります。ですから、弁護士さんの費用も全部こっちでもってやりますので。だから、やる前はわかんないんですよ。起こってからはもう二度とやらないって思うから。だから、結局わからないことなので、こうやって申し上げておきたいんですけど、意外とそういうことも全部考えると安いので。安いっていうか、結構いい制度みたいな気がしてきているので。私も自分でやってみて思うんですけど。

 

残間 何十回もいうんですけど、私もそうすればよかった。投げ売りしてしまったから。

 

大垣 いつもは、豊かな時代はまぁそうは言っても別に置いとけばいいよとなるんだけど、難しい時代になってきたので、給付金が来る来ないで一喜一憂するぐらいの感じだな、自分も、って思われる方で、もし家が空いてたら、それは絶対無駄にしないで。

 

残間 お金に変えたほうがいいよね。

 

鈴木 お電話してみてくださいね。