リスナーメール:都会まで40分の集落にプチ移住。老後は都会に住み替えるべき?
鈴木 聞いて得する家とお金の話をお送りします。大垣さん、今日は。
大垣 お便りを頂いていて。
「最寄駅までバスで20分。そこから都内まで40分という場所でプチ田舎暮らしを楽しんでいます」っていうですね。千葉県の印西市師戸というところにお住まいのラジオネーム「忘れられた集落」さんから。
いいですね。「還暦を越えて最近足腰が弱ってきた」。早すぎませんか、ちょっと。
鈴木 以前に比べるとちょっと弱っちゃったのかな。
大垣 「ちょっと不安が出てきました、ここは買い物が不便なんです」まあ、そうでしょうね。「でも最寄り駅にバス1日8便」って。これ、多いですよね。これね。「これ乗ってくと三つのスーパーに行ける」って凄いじゃないですか。「バスに乗って20分我慢できないと買い物にも行けない」。まあそうですけど、いいんじゃないかな。「集落の人口は500人ぐらいなのでバスがあるだけ良いのかもしれませんが、免許返上で車に乗れなくなったらどうしよう。今から不安でなりません。年取ったらやっぱり都会が良いのでしょうか」っていうことなんですけど。
残間 うーん。
大垣 まだ早いよね、と思った。
残間 これから都会にもいなくなるって言われているでしょう、今。
大垣 待ってたらもっと来るんじゃないかな、もしかしたら。この辺だったら。だって都内まで40分でしょう。
残間 それと、結構今買い物がみんな、通販だったり。食料品も、朝採り野菜とか。この間びっくりしたのが、豊洲市場に今朝きたものをその日にお届け、みたいなの、来たよ。チラシが。だから、いろんなチラシが。
鈴木 充実してくるのかもしれませんね。
大垣 それから、だって、富士通が100パーセントテレワークでしょう。日立製作所も50パーセント。絶対この辺、狙いますよね。どう考えたってそのちょっと車で行けば三つのスーパーに行けるとこって、若者的には便利なところっていう感じがするよね。
残間 忘れられてないよね。
大垣 っていうか、一応無視されてたんだけど、これからみんなが思い出すと思うんですよ。だから、待ってるときっと来るんじゃないかなと思う。
残間 この方も、多分、コロナの前あたりまではそう思ってらしたかもしれないけど、これからかなり変わるから、ものすごくいいところに住んでるところになるかも。
大垣 意外とね。どう見ても最寄り駅バス20分、都内40分は、ベストポジションっていう感じがする。
残間 バス停までどのぐらいなんだろう。
大垣 最寄り駅まで。
残間 バスで。
大垣 それは近いんじゃない?
残間 それは散歩みたいな。
大垣 そんな感じで言うと、まだこの方は車持ってらっしゃるんですよね。
残間 うん、まだ免許返上してない。
大垣 これも、車で今免許返上とか言われてるけどどうしようって思われてると思いますけど、絶対、車のテクノロジーの進化のほうが早いですよ。
鈴木 そうですね。
大垣 だから、あと10年したらきっと免許なんか、あと10年したらきっと「自動運転限定」とかってのが出てきて乗ってるだけになります。と、俺は思うんですよね。
鈴木 でも、すごいですもんね、進化のスピードがね。
大垣 うん。で、人来ちゃえばもうサービスがそこに集中しだすので。
残間 乗っていくと三つもスーパーに行けるんだよ。
鈴木 便利ですよね。買いだめしておけば。
大垣 コンビニ行くのが大変、みたいなところのほうがむしろ多いので、これはもう間違いなく、このままいらっしゃると、世の中の方が寄り添ってくるパターンじゃないかと思ったりします。
残間 これからね。
大垣 この方、早くプチ田舎暮らしを楽しまれてるって事は先見の明のある方ですよね。だからここでももう1回先見の明を使って。
残間 だから、だんだん田舎暮らしも慣れてきて、ちょっと違うかなと思ったんだけど。
大垣 これが、田舎でなくなる。
鈴木 客観的に見ると忘れられた集落じゃなくて、再び注目される集落と。
大垣 田舎暮らしでなくなるかもしれないけど、もしかしたらそういうことで、いいかもしれませんよと。
残間 ニューノーマルの時代には、多分こちらですよね。