住み替え事例のご紹介 千葉県千葉市から岐阜県に移住
マイホーム活用大作戦
金融・住宅のプロフェッショナルである大垣尚司(青山学院大学法科大学院教授)さんと、団塊世代のプロデューサー・残間里江子さんが、楽しいセカンドライフを送るためのご提案をお届けする番組『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』。
この記事では、ラジオを聞き逃した方や、放送内容をもう一度確認したい! という方のために、人気コーナー「マイホーム活用大作戦」の内容全てを、文字に起こしてお届けしています。
鈴木 今週はマイホーム活用大作戦。移住・住みかえ支援機構(JTI)では、マイホーム借り上げ制度を通じて大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIの斉藤道夫さんに、豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になるケースをご紹介いただきます。斉藤さん、よろしくお願いします。
斎藤 よろしくお願いいたします。今日は、千葉県千葉市から岐阜県に移住された方の話になります。築年数がそれほど新しくないもんですから和風の造りなんですけれども。
大垣 綺麗ですね。
斎藤 はい。地図を見て頂きたいんですけど、なんと駅から歩いて3分ぐらいなんです。私も行ったことあるんですけど、近くて明るくていい高台なんです。
鈴木 でも、住宅街で。
斎藤 そうなんです。
鈴木 いいところですね。
斎藤 こちらから、実を言うと、その次の写真を見ていたとびっくりなんですけど。
鈴木 これはびっくりです。
残間 何、これ。
鈴木 小さく見えるのが・・・。
斎藤 小さく見えるのが家です。次の写真、航空写真を見ていただくと分かるんですが、上空から見ると、赤く囲ったところがご自宅だそうです。
鈴木 ちょっと待ってください。
大垣 大平原の。いいお家だよね。
斎藤 そうなんです。こんな方なんですけど。実を言うと、仕事で千葉市の、地元の工務店でマイホームを建てて、退職が近づいてきて、よく考えたら私は帰らなきゃいけないんだということで。じゃあ、いつ帰る? ということになったときに、もう帰るということで。60歳よりも前に岐阜県にお帰りになることを決めて、広大な畑を耕しながら素敵な家に住んでいるという生活を始めたということになります。
大垣 ここ、これだけ駅に近いと、検見川町のあたりでもそれなりには。
斎藤 そうですね。実際には、売ってもそれほど安くはならないと思うんですが、やはり、バブルのことを知っていたりすると、納得できる金額ではなくて、どうしようかなと思っていたところ、テレビで移住住みかえ支援機構のことを知り、相談をしてみたら「マイホーム借上げ制度」をうまく使えますよという話になりまして。じゃあ、ということで、賃料の査定をして。こちらも一回り建物が小さいんですよ。ですから、8万円代の金額で入居が決まると。
大垣 85平米ぐらいでしょう。これで8万5000円で、築年数だってだいぶ経ってるよね。
斎藤 そうですね。現状だと、築40年に近いんです。
大垣 でも、JTIからお支払いした賃料、軽く1000万円を超えますよね。
斎藤 そうですね。実はこの方、12年、すでに借り上げていまして。ちょうど1000万を超えたところなんですね。これだけの財産残しておきながら1000万円が手に入って
、実を言うと、検見川も気に入っていて。田舎の仕事がけりがついたら建て替えてもう一回千葉に住むか、なんていう気持ちもあるそうなんですよ。ですから、使えるうちは是非移住・住みかえ支援機構でお願いしようという風に思っているということなんですね。
残間 精神的にもいいね。いずれあっちにも帰れるかもって。
鈴木 選択肢がありますね。
斎藤 気持ち的に余裕が出ますよね。
大垣 体も、少し不安になってくるとね。
残間 仕事とかもあるんでしょう、こっちにきたら。
斎藤 そうですね。そのへんのことがうまく、すぐにバトンタッチができたりしたらいいですね。
大垣 これ、贅沢に見えますけど、普通の人ですよね。
斎藤 そうですね。実を言うと。親の土地ですからね。
大垣 元々田舎から出てきて、買われたおうちだって、そんなにびっくりするようなお家ではないですもんね。だから、本当に普通の人だけどこうやって見ると、めちゃくちゃ。
斎藤 いい形になってますよね。
大垣 贅沢な。
残間 すでに1000万円ぐらいって。
斎藤 そうですね。
大垣 普通の庶民の方が手の届く贅沢。
斎藤 そうですね。決断さえ間違えなければこんな選択肢が出来るんだなというご報告ができた感じですかね。
鈴木 ありがとうございました。JTIの斉藤道夫さんに、幸せな住み替えの実例をご紹介頂きました。ありがとうございました。