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住み替え事例のご紹介  埼玉県の熊谷市から、栃木県の大田原市へ

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金融・住宅のプロフェッショナルである大垣尚司(青山学院大学法科大学院教授)さんと、団塊世代のプロデューサー・残間里江子さんが、楽しいセカンドライフを送るためのご提案をお届けする番組『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』。

この記事では、ラジオを聞き逃した方や、放送内容をもう一度確認したい! という方のために、人気コーナー「マイホーム活用大作戦」の内容全てを、文字に起こしてお届けしています。

 埼玉県の熊谷市から、栃木県の大田原市

鈴木 今週は、マイホーム活用大作戦。移住・住みかえ支援機構では、マイホーム借上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIの斉藤道夫さんに、豊富な事例の中から、リスナーの皆さんに参考になるケースをご紹介いただきます。斉藤さん、よろしくお願いします。

斉藤 よろしくお願いいたします。きょうは、埼玉県の熊谷市から、栃木県の大田原市移住された方のお話をいたします。

定年近くなって、親のことが心配に・・・

斉藤  1993年に仕事の関係で、熊谷市に地元の工務店でマイホームを建築されたと。ちょっと小ぶりですけど、角地で、日当たりのいいお家が写っていると思うんですけど。

それで、自分が定年に近くなって、やはり親のことが心配になってくるという年齢になってきました。

両親とはそれほど遠く離れているわけではないんだけれども、毎週行くとなると、それなりに大変だなあと。精神的にも大変というのがあって。

じゃあ、思い切って二世帯住宅にしてみるかと。建て替えようかなんてお話も出たんですけれども。

1993年、バブル崩壊直後に購入した家の思わぬ問題点とは?!

斎藤  そのときに問題になったのが、やはり、今住んでいる家をどうするかと。

実はそのとき、築19年ということで、20年経っていない建物でしたが、熊谷市のこの地域で、不動産業者さんに見てもらったところ、建物もゼロとは言わないけれども二束三文で。土地もけして高いものではなく。

大垣 これは(値段が)つかないだろうね。93年ですよね。まだ(土地の価格が)下がりきってないですよね。

残間 そうか。(バブル崩壊は)91年ぐらいからだから。

大垣 あの時期は、ずいぶん高かったから。あの時期に。で、金利も高いんですよね、まだこの頃は。

家の売却は、売却の値段に納得がいかないことも多い

残間 でも、結局、査定してもらって、その金額に納得がいくものではなかったっていうのは、やっぱり多いですよね。

斎藤 多いですね。今、ほとんどの方がそうですね。

残間 そういうことなんですよね、結局ね。家ってね。

斎藤 建物の評価が少しでも出てくれれば、それでも気持ちがおさまるんですけど、ほぼゼロと。

残間 いろんな思いもあるだろうしね。作ったときの。

大垣 木造で20年だと、基本ゼロですね。

残間 綺麗でもね。なかなかね。

賃貸に出せば毎月6万円が出ると言われ・・・!?

斎藤 はい。そんなときに、テレビを見て、移住・住みかえ支援機構のことを知りまして、インターネットで調べてみたら、自分たちの計画ともあっているんじゃないかということで。すぐに有資格者の方が来てくれて。

賃料も査定をしてもらったら、もっと安くなっちゃうって思っていたのが、それでも6万円を超える金額でいけるんじゃないかというお話が出て。ほぼゼロ円みたいなことを言われた家なのに、じゃあそれなら良いかなというようなことで、じゃあ、貸してみましょうと。

制度利用10年目、累計で受け取った家賃は500万円

残間 これも、(制度を利用してからの)年数は8年が経過しているんですね。

斎藤 そうですね。継続8年経っていまして、こちらの方も、近頃このぐらいの金額の方は多いんですけど、500万円。ぐらいですね。

大垣 10年ぐらいだとね、大体このぐらい。

残間 気がつくと500万円が通帳に入っているって良いよね。

鈴木 そうですね。

斎藤 そのへんのところの安心感もとてもあって、ありがたかったというようなお話もいただいていまして。

気になる入居者の方は・・・? どんな人が住んでいるの?

斉藤 こちらのおうちにも、やはり、子育て世代の方が入っていて。

残間 そうですか、よかったですね。

斎藤 入居者の方も、日当たりも良くていい家を借りられてよかったというようなお話をいただいております。

鈴木 ありがとうございます。JTIの斉藤道夫さんに、幸せな住みかえの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。

斎藤 ありがとうございました。