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住みかえファイル 超贅沢!? な、札幌市内での近距離移住

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今を楽しく生きるおとな世代のための情報番組「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」 

残間里江子さん(フリープロデューサー)と、大垣尚司さん(青山学院大学教授、移住・住みかえ支援機構代表理事)が、お金や住まいの話を中心に、暮らしにまつわる様々な事柄を語り合います。 

この記事では、ラジオを聞き逃した方や、放送内容をもう一度確認したい! という方のために、人気コーナー「マイホーム活用大作戦」の内容全てを、文字に起こしてお届けしています。

 

札幌市内での近距離移住

鈴木 今週は、マイホーム活用大作戦。移住・住みかえ支援機構では、マイホーム借上げ制度を通じて、おとな世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーではJTIの斉藤道生さんに、豊富な事例の中からリスナーの皆さんに参考になるケースをご紹介いただきます。斎藤さん、よろしくお願いします。

斎藤 おはようございます。きょうは、北海道の札幌にほど近い街の中で、ものすごい近い距離での移住の話をさせていただきたいと思います。

マイホーム借上げ制度とは?

「一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)」が運営する賃貸制度。住まなくなったマイホームを賃貸物件としてJTIが運用する。入居者が出てしまい、空室の時期でも賃料を支払う、入居者とのトラブル対応が不要などのメリットがある。運営は非営利で、国庫が設定されているので安心。

詳しくはJTIのページをご覧ください。

スープの冷めない距離で、両親と近居

 斎藤 この方の現在住んでいるお家で育たれたわけですけれども。

2004年に育った実家の前の土地が空いていて、南側なんですけど、その土地を購入してマイホームを新築されたと。

裏に実家があるということで、ご両親がお住まいになられている家と、スープの冷めない距離での生活というような形になっていたわけですね。

高齢の両親が心配で、同居を決意するも・・・

斎藤 そうはいっても、ご両親の年齢がだんだん高くなってきまして、お体も心配になってきて、やっぱり目が届く範囲にいたほうがいいねということで、同居を考えるということになったわけですね。

大垣 ほう、なるほどね。

斎藤 ところが、新しく建てた家は築5年だったんです。ですから、売却というのもアレですし。

両親との同居がお終わったら、家に戻りたい

斎藤 ご本人の気持ちとしては、ご両親と一緒にお住まいになるのが終わったら、自分が気に入って建てたおうちのほうに戻りたいと。

残間 贅沢っていうか、いいよね。だって、元々の実家があって、そこに行くのかと思いきや、その前の土地に、自分の好きな家を建てて、それで今はまだご両親と一緒で、建てた家を貸してるの。

斎藤 そうなんです。

気になる賃料は、月いくら?

大垣 賃料高いもん。

斎藤 そうなんです。賃料も8万円という金額を超えておりまして。

築年数も5年ということもあったんですけれども。

JTIを知ったきっかけは?

斎藤 この方はインターネットで移住・住みかえ支援機構のことを聞いて、ちょうど地元に有資格者の方がいらしたものですから、色々とご相談したら、やはり築5年では売るのはねと。

大垣 それはそう。

斎藤 手軽に貸せるんだから貸してみたらということで貸し始めることになったわけですね。自分が気に入ったお家を目の前にとってあるわけですから、あとはご両親との生活が。

残間 普通はそこに住みそうなもんだけど。

住み直すときは、リフォームすれば気にならなくなる

大垣 これ、1000万円ためて、中をもう一回移られるときに直されれば新品になりますね。

斎藤 そうですね。もう、全く気にしなくてもいいでしょうし。そのときは、裏は貸してもいいし、貸して、年数が経ったら売ってしまってもいいということになりますので。

住み替えの中でも、近居はかなり多い

残間 よく、情報で、斎藤さんが持ってきてくださるので、わりに近くから近くっていうのが多いのよね。

斎藤 多いんですよ。思ったより、遠くに行かれるというよりも、近くで、便利なところがあったら、少しそこに行ってみようという方が多いようですね。

残間 家はそういうふうな考え方になったんだね。絶対ここだっていうのはなくて。

大垣 機能としてみていくんだよね。場所は変えないんだけどね。

将来、子供も、行ったり来たりの近居住み替えライフが送れる?!

斎藤 お客様としては、安定的な賃料が毎月必ず入ってきてくれて、とても助かっていると。先ほどもちょっとお話ししたように、将来は自分で気に入って建てた目の前の新しいほうのおうちに戻ろうという気持ちがあるということなので、ハッピーストーリーと。

残間 隣にとっても、子供にとっても、もう一個隣に家があるっていうのはいいよね。気が楽だよね。

大垣 自分の家だもんね。

残間 いざとなるとこっちの家にって。

斎藤 もしかすると、自分の子供、親から見たらお孫さんですけど、同じような動きをするかもしれないですね。

残間 ああ、なるほどね。

斎藤 ずっと使っていくっていうこともありで。

大垣 行ったり来たり。

斎藤 そうなんです。目の前にあればね。ということで、きょうは、札幌にほど近い町から、街の中で、近くで移住をされた方の事例をお話しさせていただきました。ありがとうございました。

一同 ありがとうございました。

鈴木 ありがとうございます。JTIの斎藤道夫さんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。

 

お知らせ

移住・住みかえ支援機構(JTI)では、賃貸制度「マイホーム借上げ制度」を運用しています。

住まなくなった家をJTIが借り上げ、入居者がいない空室時も毎月賃料をお支払い。
また、皆さまの大切な我が家をケアするパートナーとして、入居者トラブルや物件管理なども責任を持って行います。
JTIは非営利の公的機関であり、運営には国の基金が設定されています。

カウンセリングやご相談は無料。資格を持った担当者が、皆さまの家についてしっかりとお話をうかがいます。
制度についての詳しい情報は、移住・住みかえ支援機構のサイトをご覧ください。

www.jt-i.jp