長崎県内での近距離移住。賃貸に12年間出した家賃の合計金額は・・・?(住みかえ事例のご紹介)
マイホーム借上げ大作戦とは?
移住・住みかえ支援機構の賃貸制度「マイホーム借上げ制度」を使用された方々の住み替え実例を、機構職員の斎藤道生さんが紹介します。
マイホーム借上げ制度では、住まなくなったマイホームを賃貸物件としてJTIが運用します。
空室期間も賃料を受け取れることや、入居者とのトラブル対応が不要なことなどが主要なメリット。運営は非営利で、国庫が設定されているので安心です。
長崎県内での近距離移住
斎藤 よろしくお願いします。今日は、長崎県の中で、かなり近くで移住をされた方の事例をお話ししたいと思います。この方、実は、当機構を12年お使いになっている方なんですけど。
残間 ほう。
子供の独立後、実家が心配になってきた
斎藤 もともと生まれ育った地方でメーカーで木造住宅を新築してお子様を育てたと。
お子様が独立をして、お二人になってみて。
ふと気がつくと、親のこととか、おうちのこととかちょっと心配だなというようなことが出てきまして。
だったら、同居を考えてみようかなと。
同居後、今住んでいる家をどうする?
斎藤 同居するとなると、お近くとはいえ、住まない家が一軒できてしまうということで。
じゃあどうするのかということを悩んでいたら、住宅を建てたメーカーの営業の方が、実は家は貸せるんですよというお話を教えてくれて。
そしたらちょっと考えてみるかということで、検討をして、貸せるんだったら売らなくてもいいわけだから、具体的に貸してみようかというふうになった方なんですね。
大垣 特に地方だったりすると、親御さんの家のほうが広かったりするんですよね。
斎藤 そうなんです。
大垣 だからっていうのもあるかもしれませんね。
今住んでいる家も、貸している家も、どちらも綺麗な家です
残間 綺麗なのが。両方とも新しい。
斎藤 そうなんです。今貸してらっしゃるのが、こっちで、周りに何もないスッとしたお家なんですけど。
大垣 綺麗で、新しい家ですね。
斎藤 もう一つ見ていただくと、ちょっと、広い敷地に、2棟ぐらい建っているようなのが実家のほうなんですけど、そちらに今、ご一緒にお住まいになっていて。
入居者はなんと、ずっと同じ方!
斎藤 なんと、12年、同じ方がお住まいになっているんです。
大垣 確かに、これは出ないよね。
斎藤 そうなんです。すごくいい場所なんですよ。
12年間、合計で受け取った賃料はなんと800万円以上
斎藤 この方の場合、12年間継続をしていて、親との同居をしている中でも、安定的に賃料が入ってくる。実は、長崎の中でも郊外に当たるんですけれども、賃料は6万円を超えている賃料が取れていまして。この方はなんと12年間で800万以上の金額をお届けできています。
大垣 失礼だけど、土地代、下手したらもう超えてるよね。
斎藤 はい、とっくに。
最初は4人家族だった入居者が、今は二人に
残間 住んでいる方も12年っていうことは、そこでお子さんも育ったし。
斎藤 そうなんです。実は最初4人家族で入っていて、今、二人になっています。ですから、育て上げてという形になっています。
大垣 なるほど。家も喜んでるね。
斎藤 そうですね。
鈴木 そうですね。
斎藤 しっかり使ってもらって。こんなような形で、ご自身も、貸した方も、ご両親も一緒に住んで喜んで、なおかつ入居者の方も子供も育てられてということで。
選択肢としての「賃貸」を知っているだけでも、安心感は増える
大垣 こういうの、いっぱいありそうな気がしますけどね。
斎藤 そうなんですよね。
大垣 だから、もっともっと増えないといけない。こういうことがいっぱいあれば、それがけして民間で貸してらっしゃるかっていうと、そうでもないですもんね。
斎藤 そうです。事例として。
大垣 だから、そうすると、結局空き家のまま、自分たちの家で。
残間 空き家のままになっているの、多いですね。
斎藤 選択肢として貸せるということが分かっているだけでも、安心感はあると思うんですよね。
大垣 傷むしね。
鈴木 そうですね。ありがとうございました。JTI、移住・住みかえ支援機構の斎藤道生さんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。