マイホーム借上げ制度の利用事例:船橋の築21年の戸建て、家賃は市場の相場より高い13.5万円!
鈴木 鈴木 今週は、マイホーム活用大作戦。移住・住みかえ支援機構・JTIでは、マイホーム借上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに、安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTI・移住・住みかえ支援機構の今野大輔さんに、豊富な事例の中から、リスナーの皆さんの参考になるケースをご紹介いただきます。今野さん、よろしくお願いします。
今野 よろしくお願いします。きょうの事例は、千葉県の船橋市。総務線の駅でいうと東船橋駅から、歩いて3分の場所です。
鈴木 へえ。
大垣 どこに住み替えられたんですか。
今野 今は東京の練馬区に住まれておりまして。もともと所有者さまのご実家でございました。
引っ越ししたあとは、所有者様の娘様のご夫婦とか、身内の方で利用するっていうことがありましたので、あまり賃貸をするっていうことではなく、どなたかに使ってもらっていたというような方でございまして。
1年ぐらい、娘さんたちも引っ越しをされまして、空き家にしているときに、
窓を開けたり、お部屋の掃除を、空き家になっているときに行ったところ、
ポストの中に、空き家対策のJTIの記事が。市役所からのお手紙が入っていまして。
それをちょうど、捨てようと思っていて見た時に、こういう制度があるんだということでお問い合わせをいただきました。
大垣 こういうのがないと、結局、空き家だと思っていないから放っておくんだよね。
今野 はい。
大垣 自分の家ですから、空いているだけとしか思ってないから。で、どんどん痛むんだよね。
残間 市役所の広報誌みたいなのでしょう、きっと。それは、分かっていれたのかな。
大垣 そうなんです。ポスティングをお願いするとやってくださる自治体もあるのでね。
残間 やっぱり、自治体にとっても助かるのよね。
大垣 そうなんです。だから、そういうので、なかなかコロナになって、ちょっと動きが遅くなってるんですけど。
残間 ご実家っていうのは、手放しちゃうのはちょっと寂しいと思ったんでしょうね。
大垣 そうでしょうね。
今野 このお客様も、最初お伺いしたときには、思い入れがあるし、今まで子供たちもここで育ったから、売って終わりにしちゃうっていうのは勿体無いというお話をうかがって。賃貸で大切に使ってくれる方がいたらなというお気持ちがとても強くて。お話しされていました。
鈴木 リフォームもされたんですか。
今野 はい。築年数も少し、21年と、時間が経っておりまして。今回の賃貸のタイミングで、人に貸すんだから、この際一気にトータルリフォームをしようということを言っていただきまして。約300万円ぐらい、外壁の塗り替えから、屋根の塗装、あとは、室内の設備機器の交換などは全て行っていただいて。
長く大切に使っていただける方をという。
大垣 それだけやれば、結構安心ですよね。かなり長いこと使えますよね。
鈴木 きれいになりましたよね。
今野 そうですね。
大垣 船橋だと、それなりに家賃をもらえますよね、きっと。今、いくらぐらいなんですか。
今野 周りの相場で、築年数などからみると、だいたい12万円ぐらい、一戸建ての賃貸、市場として出ております。しかし、今回はこれだけのお金をかけてリフォームをいただきまして、少し我々もチャレンジとして、13万5000円の査定をしなおしまして募集をかけました。
やはり、戸建ての賃貸物件が市場にあまり出回っていないので、希少価値がありまして。
大垣 こういうのって、業者さんに頼むと、早く決まったほうが楽じゃない。だから、ちょっと低いほうが楽だから、言わないと「こんなもんですよ」って言われちゃうわけ。
で、今野さんとかが、もうちょっといけるんじゃないとかってやってくださって。
そのへんが、個人でやるとなかなか分からないものね。そういうのもあると思う。
これ、住み替えた方は、東京にいかれて、今は、もう、それなりにお年を召した方なんですよね。
今野 そうですね。78歳の方で、息子様たちの近くに一緒に住まれている。
大垣 ああ、そういうことなんですね。
残間 今度住んだ人はどういう人なんですか。
今野 20代の共働きのご夫婦様と、お子様3人家族でいらっしゃいます。
大垣 じゃあ、最高だね。
今野 どうしても、勤務が、電車通勤になりますので。
残間 駅近だからね。
鈴木 3分ですものね。
大垣 これは、いいよね。なかなかないよね、こんなの。
鈴木 ありがとうございました。JTI・移住・住みかえ支援機構の今野大輔さんに、幸せな住み替えの実例、ご紹介いただきました。