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リスナーメール:確定拠出年金はお得? iDeCoとNISA

水谷 きょうは何のお話でしょうか。

大垣 リスナーさんから質問をいただいてましてね。ラジオネームポンちゃんさんから。
「こんにちは、初めてのメッセージです。先日家族が就職したのですが、」これ、息子さんかな、娘さんかな。
確定拠出年金が出ると説明されたがお得かと相談されました。ですが、私はそういう知識があやふやで、ぜんぜん答えられないので、どうしたらいいですか」っていうようなご質問なんですけど。
 それに絡めて、最近出てるiDeCoっていうのと、NISAっていうのがあるんですけど。

残間 iDeCo

大垣 この、ご家族が就職されたっていうのは、職場に確定拠出年金っていうのがあるので、これはとにかくやられといたらいいと思いますね。

水谷 はい。

大垣 きょうは、その確定拠出年金の中の、奥さんでもできる、給料をもらってない、いわゆる家庭の主婦でもできるようになったiDeCoっていうのがあるんですけど、これも税金がちょっとお得ってよく言われるんですね。もう一つは、ちょっと前からNISAっていうのがありますよね。
 なんだか、だんだんよく分からなくなってきてません。

水谷 なってます。

残間 iDeCoなんてぜんぜん知らなかった。

水谷 なんですか? 初めて聞きましたけど。

大垣 変な女の子が二人みたいですけど。

水谷 イデ子とニーサ(笑)。

大垣 なんだかよく分からない。いまいちですね。それで、iDeCoって何かなんですけど、だいたい、なんでiDeCoなんでへんちくりんな名前にしたのか分かりませんけど。これ、iはindividualで、個人っていう意味なんですね。で、DeっていうのはDefind、決まっている、確定しているっていう意味で。Coっていうのは、Contributionで、積み立てるっていうことですね。ですから、決まった額積み立てるのを個人でやるっていうことなんですけど。

残間 毎月積み立てる。

大垣 毎月ね。これはどんなふうになっているかっていうと、2万円なら2万円積み立てるときに、例えば水谷さんが積み立てると、もらった給料から、いつも税金が引いてありますよね。

水谷 はい。

大垣 税金を計算するときに、給料から積み立てる2万円を先に引いてから計算してくれるんですね。

残間 あ、そうなんだ。

大垣 うん。だから、普通に財形とかって積み立ててますか。まあ、いいや。普通に積み立てるときは、もらった給料から税金を引かれたあと、もらったものから積み立てますよね。なんだけど、iDeCoっていうのは、税金を計算する前に引いてくれるので、そこに税金が掛からない。

残間 これは、別にどんな人でも。

大垣 うん。これは、会社に勤めている人しか、それから事業者しか駄目だったんですけど。去年からかな、個人、それも働いてない家庭の主婦の方でもできるようになった。

残間 それ、旦那さんが働いてないと駄目なんでしょう。

大垣 ううん。誰でもできる。

残間 どこ行ってやってもらうの。

大垣 普通に、金融機関に行ったり。

残間 へえ。iDeCoにしてって言うの。

大垣 iDeCoがしたいかな。

水谷 iDeCoがしたい。なんか変ですね。

大垣 iDeCoにしてとか言われると、なんか変な人が出てきて違うことをしだしそう。

残間 愚息なんかは、そろそろ貯金とかって。給料から。

大垣 大きいところに勤めてられると、会社のシステムの中に、会社型っていうのがあって。iDeCoをやってる会社にいると個人ではできないんですけど、個人で仕事をなさっている方とかは、会社がやってくれないので。これは前から出来たんですけど、家庭の主婦も年金いるよねっていうことになって。これも、パートをやってると、もちろん税金をひいてもらえてお得っていうことになるんですけど、そういう所得がなくても、旦那さんの給料から払うっていう意味ではちょっと損ですけど。

残間 これって積み立て金額が多いほうが得とか、そういうのはないの。

大垣 それは、っていうかね。

残間 1万円の人と5万円の人では違うとか。

大垣 そりゃ5万円貯めたほうがたくさん溜まるっていうそれだけ。

残間 違う違う、控除とか。

大垣 あのね、これは、金額が決まってるんです。あんまりたくさんできないので。

残間 そうなんだ。

大垣 だいたい一人でやるときは、月23000円までかな。

水谷 結構小さい額ですね。

大垣 まあ小さいですね。年金の補完なんですけど。その代わり、入り口で税金が掛かってないので、もらうときに、60歳とか65歳になったときょうは、全部が所得っていうことで課税されるんですけど、その頃にはそんなに稼いでないので、税率が低いのと、それから公的年金は控除がたくさんあって、多分ですけど、普通の奥さんたちだと、税金がかからない。ので、どっちも掛からないので割とお得。
 どっちが得だろうっていう。

水谷 どっちですか。

大垣 これが、受取額の比較っていうことでいうと、例えば、NISAは20年やれないんですけど、年金と同じように比較するために。20年、今月2万3000円預けると何が起こるか。iDeCoの場合は、2万3000円もらうと、税金がかからないので、2万3000円全部運用できますよね。仮に20年間1万円でずっと運用して積み立てていったとすると、2万8000円ぐらいになるんです。

残間 それだけ?

大垣 それはiDeCoに怒らないでください。それは金利が低いからしょうがない。

水谷 それだけなんですね。

大垣 それで、この頃にはきっと、3パーセントくらいしか税金を払っていない人。多分0に近いと思いますけど、仮に3パーセント払ったとしても、2万7200円ぐらいもらえる。NISAの場合どうなるかっていうと2万3000円給料をもらうにあたって、税金が10パーセントくらいかかったとしましょう。そうすると、2万700円になりましたね。で、これを同じように運用すると、2万5000円くらいになります。

残間 2000いくら違う。

大垣 でも、増えた5000円分には税金がかからないので、2万5000円もらえるっていうことで。みると、なんとなくiDeCoのほうがいい。

水谷 そうですね。

大垣 で、三号保険者って言って、いわゆる家庭の専業主婦だと、旦那さんが亡くなってからかなり年金が小さな金額になりますので、ご自分のやつをこれでやっておかれると、結構いいかもしれない。

残間 それって何。旦那の財布から2万円なら2万円、iDeCoに預けるの。

大垣 そう。でも、今もきっとやってますよね。なんかで。

残間 なんかではね。それ、もし預けられなくなっちゃったり、途切れたら?

大垣 途切れたら途切れたなり。要するにそこから増えない状態で持っていてくれる。60まで出せませんけどね。

残間 どこに何を預けたのか全部忘れそうな気がする。

大垣 忘れちゃいますか。

残間 大垣さんが一家に一人いるといいね。

水谷 いいですよね、安心ですよね。

大垣 そんなにいたらうるさいですよ。隣の大垣がまた騒いでるぞ、とか。向かいからまた大垣がって。

残間 iDeCoはどうなのとかって聞くの。

水谷 大垣さんの小さいアバターをつくって、各パソコンに。

残間 で、ボタンを押すとね。

水谷 ボタンを押すと出てきて教えてくれるっていうのがあるといいですよね。

大垣 腹減ったとか。

残間 そういうのじゃないの。

大垣 そういうのしか言わない。

残間 iDeCoとかそういうお金のこと。

水谷 きょうは、iDeCoとNISAについてお送りしました。