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文化放送 大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ(FM91.6/AM1134)

楽しいセカンドライフを送るために。金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、団塊世代プロデューサー残間里江子が、大人の目線でお届け。このブログでは、「大人ライフアカデミー」「マイホーム活用大作戦」の2コーナーの文字起こしを掲載中。

リスナーメール:空き家の火災保険、高くて加入を躊躇っているのですが・・・

鈴木 きょうは。 

  

大垣 メールが来てまして。東京都小平市の小平W79さん。お父様が亡くなられて1年経ったんだそうで、お家が空き家になってますと。で、活用方法については、JTIさんにご相談させていただいておりますということなんですが、ちょっと別の質問がありますと。空き家だと今までの火災保険が継続できず、空き家用の保険に入らないといけないと言われています。でも見積もりを見たら、これまで2万円だったのが7万円で、かつ5年契約してくれって言うことで随分高いんですけど、何かいい方法はないでしょうかっていうのが一つ。これはね、そうなんです。住んでるお家とそうでないうちに分かれていて。 

  

残間 そうなんだ。 

  

大垣 空き家用っていうのがあるわけじゃないんですけど、自分で住んでるお家と、賃貸しててもちゃんと人が住んでる家用のものは、いわゆる火災保険って言われてるもので、これはまあ、ものすごくたくさんの人が入るし、それから、住んでますから。 

  

残間 気をつけるし。 

  

大垣 うん。そういう意味では、あんまり、安いんですね。それ以外のやつは、店舗用とか、いわゆる、人は入ってるけど住んでるわけじゃない家。事業用。そういうものとは大雑把に言うと分かれていて。 

  

残間 空き家は? 

  

大垣 最近は、空き家用っていうのはあるのかな。でも、僕が知ってる限り、空き家用っていうのはなくて、空き家だとこれになりますっていうのが。要するに、お店用みたいなものとかで。これは、高いですね。 

  

残間 空き家が増えていくと、何もそこにはなくて誰も住んでないのに、値段が高いって。 

  

大垣 でも、どうみても空き家のほうが物騒じゃないですか。 

  

残間 確かにね。 

  

大垣 で、っていうのがあるんですけど、そもそも論なんですけど、なんで火災保険はいるんだと思いますか。 

  

残間 万一のことがあったときに。 

  

大垣 万一のときってどんなとき? 

  

残間 火災。 

  

大垣 火災ってどんなとき? 

  

残間 自分で失火とか、隣から燃焼。 

  

大垣 まずさ、自分で、家で焚き火したら、保険もらえます? 

  

残間 もらえません。 

  

大垣 ですよね。どういう時? 

  

鈴木 放火。 

  

残間 うーん。 

  

大垣 放火ってかなり稀ですよね。 

  

残間 天ぷらやってて火が上がるとか。 

  

鈴木 空き家じゃないじゃないですか。 

  

大垣 自分の家でしょう。一番大事なのは延焼なんですね。日本は、木の家なので、たとえば、鈴木さんがちょっとうっかりで天ぷらやってて、自分の家を燃やしちゃったとしますよね。 

  

鈴木 はい。 

  

大垣 これはまあしょうがないとして、お隣とかも焼いちゃうじゃないですか。その時どうなると思います、お隣の人から、何か言われる? 

  

残間 そりゃ言われますよね、家の保証してくださいってね。 

  

大垣 損害賠償言われる、というのがあるんだけど。日本でそれやると、もう火事だしたら終わり、一生。ということで、失火責任法っていう法律がって。これはものすごい昔からあるんですけど、延焼の分は、もう燃やしてやると思って焚き火してた人は別なんですね、これは重過失って言うんですけど。普通にうっかりで出した火事については、よその家を焼いても、そこは責任取らないでいいっていうことにしてあげているんですね。 

  

残間 それぞれの隣の家は、保険入ってたらいいわけ? 

  

大垣 だから、入っとかないと、うっかりさんには損害賠償請求できないわけ。だから保険に入るわけ。 

  

残間 なるほど。 

  

大垣 そういう意味で自分ちももちろんあれですけど、それは気をつけてねっていう話だとすると、何よりもやっぱり一番火災保険がいるのは、失火責任法で、延焼とかで責任が取れない時に、その焼けた家、自分は悪くないのに家が焼けちゃうので、そのぶんを取り返すっていうのが本来の趣旨なんですね。で、JTI とかに来られた方には言ってるんですけど、JTIで貸してれば人が住んでるので、これは普通の火災保険に入れるっていうのが一つと。 

  

 あとはですね、もし入らない時には、その空き家をどうすんのかって考えないといけなくって。放置してると、それは迷惑かける可能性が高いんですよね。 

  

残間 そうか。 

  

大垣 あと、もう一つ気を付けとかないといけないのが、瓦が飛んで。 

  

残間 あったあった、友達に。 

  

大垣 人に当てちゃったみたいなのが、空き家だと起きやすんですけど。これは自分家でやってると火災保険の中に個人賠償責任っていうのが付いてて、だいたい1億円ぐらいまではそれで見てもらえる。 

  

残間 近所から飛んできたので、車庫が全部壊れて車も壊れたけど、自然災害だからってその人一円も払わなかったって。 

  

大垣 それは、偉い人、それは気の強いっていうか。 

  

残間 すごい強い人で。 

  

大垣 なんか、やっぱり、そうはいかない部分もあるので。 

  

残間 自分の家でかけたもので直しましたよ、その人は。 

  

大垣 それから、自然災害ですからって分かりませんって言えないんですね、オーナーは。 

  

残間 言えないよね。 

  

大垣 それは、民法の中に別の規定があって。最後は、自分ちをきちんと整備してなかったっていうことで。そこはやっぱり火災保険で入れるんですけど、火災保険の中にそういうのが、火災じゃないんですけど入ってるんですけど。これも空き家にしてると、何もないことがあるので。 

  

残間 親の家が空いてるとかって行くもんね、風を入れに。 

  

大垣 一つは、延焼で焼けちゃったら、ある種もう、本当に思い入れのある家だったら別ですけど、古いお家だったら、変な話ですけど、しょうがないなっていうことで、諦めて、月に7万までして建て替える費用はなくてもいいけど、迷惑かけちゃいけないから賠償保険に入っておくとかね。ある程度割り切ったほうがいいですね。 

  

残間 知らなかったですね、住んでる住んでないで境界線があるっていうのはね。なるほど。きょうは役に立ったね。 

  

鈴木 きょうはっていうのはなんですか、ちょっとトゲが。家とお金を考える、大人ライフアカデミーでした。