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リスナーメール:離婚する前に、夫の実家の土地に建てた家・・・賃貸に出せる?

鈴木 聞いて得する、家とお金のお話、お届けします。大垣さん今日は。

 

大垣 きょうはね、コロナなので、こういう問題でだんだん皆さんお金が、いつもよりはやっぱりボーナスも少なくなったりとか色々大変になってこられてると思います。ここで改めて、移住住み替え機構をなぜやってるかってことなんですけど。

 

住まなくなった家って、どんなに少なくてもね手取りで、だいたいですけど、地方でも5〜6万から7〜8万ね、元請けですともう10万円超える方もいらっしゃるので。

 

残間 貸せばでしょう。

 

大垣 今、給付金一回こっきり、お一人10万円っていうのを大騒ぎしてるわけでしょう。もし、お父様とかから相続されたお家で、住んでない家がねあって。

 

残間 空き家にしてる家ね。

 

大垣 空き家になったらもう終わりなんですね。だから、空き家前ぐらい、まだ住めるお家ね。空いてるお家。多分、空き家っていうと、皆さんぱっと頭に浮かぶのはかなりボロいやつだと思うんです。だから「うちの実家は、あれを空き家って言われると、いやそうじゃない住んでないだけの家よ」って思われていると思うんですけど、これがまさに空き家なので。それで、これって、貸してくだされば、毎月例えば、手取りで地方だって6万円入ってくるわけでしょう。

 

残間 うーむ。

 

大垣 そしたらこれ、2月もらったらもう給付金より大きいわけね。

 

残間 本当ですね。

 

大垣 だから、もう日本人やっぱりコロナのあとは、空いてる家を持ってるのにほっとくっていうのは、おかしいっていうか、そんな余裕のある時代じゃなくなってきてるという気もするんで。

 

残間 でも私、思うにやっぱり、JTIなんか、これから活用したいと思う人は増えてくるというか。

 

大垣 うん。

 

残間 もう、いるもの、いらないもの。親の思い出とともに家を放っておく、なんて人もいたんだけど、やっぱりそれも最近、何とかしなくちゃって気持ちが傾いてきてる。

 

大垣 そうだと思うんですよね。そんな中で、今日たまたま、タイコさんっていう方から非常に専門的なご質問いただいてるんでちょっと簡単にお答えしようと思います。長いメールなんですけど、要約すると、今、旦那様のお母さんがお持ちになってる土地に、結婚してる間に敷地内に建てられた家があるんですけど、実はその後に離婚をなさって、でも旦那様亡くなってしまって、でもなんとなく同じ所に住んでいらっしゃって。

 

残間 ああ。

 

大垣 で、お母様が亡くなられた後は、娘さんの方が家を継がれるという状態。

 

残間 家をね。

 

大垣 という状態にある中で、自分は、家は自分のものなんだけど、土地は、今もう基本的には縁のない、離婚した旦那様のお母様の物っていう状態で。

 

残間 そうか。

 

大垣 そろそろマンションに移りたいんですけど借りていただけますかっていう。

 

残間 そういう場合ね。

 

鈴木 どうなんでしょう?

 

大垣 これ、結論から言いますと大丈夫です。ただちょっと気をつけていただきたいのは、こういうのは使用貸借といって、親切で使っていいよと思って貸してもらってるものなので、原則は返してって言われたらすぐ返さないといけないので、それを、そんなことにはならないと思いますけど、言われた時は家を壊して出てかないといけないわけなので、一般的には借りられないってなるんですけど、民法が変わりまして、そういう使用貸借でもきちっと紙に書いて、いつまで使うよっていう。例えばあなたが亡くなるまでは使っていますとかね。そういうような形できちんと書いてあれば、少なくともそこまではそう書いたんだから出て行けとは言えない。自由に出ていけって言うほど緩いもんじゃないよというようなことが、曖昧だったのがきちっとしたんですね。だから、今の間にもしお義母さまが合意してくださるんであればね、そういうふうなところで、そういう形にしていただければ。

 

残間 いずれ相続する娘っていうのは孫ですもんね。おばあちゃんからしたら。

 

大垣 娘さんのほうも、おそらくそんなに意地悪はなさらないと思いますので、そうやって、キチッとした状況が分かるものがありますので。

 

残間 そういうのがあり得るね、今の話って。

 

大垣 使用貸借で家を建てられることってやっぱりあるので。それは諦めないでご理解されていただければ。

 

残間 一回相談していただくといいかもしれないですね。

 

大垣 そうですね。ですので、諦めないで、お一人ということですので。おそらくやっぱりあまり広いお家に住んでらっしゃるより、そろそろ、マンションに住まれたりっていうのはよく分かりますので。

 

残間 このおばあさまもそこに住んでいるんですよね。前の母屋みたいなところにね。

 

大垣 ええ、はい。

 

鈴木 そうですね。

 

大垣 ということで。いろいろフレキシブルに考えられますので、どうぞもう、こういう時代ですからどんどんと相談をしていただければと思います。

 

鈴木 JTIまでお問い合わせくださいね。大人ライフアカデミーでした 。