リスナーメール：フラット３５を適用する条件って？

水谷　きょうはどんなお話でしょう。

大垣　質問をいただいてるんですけど。今日は千葉県にお住まいの、りえちゃん35歳と書いてますね。から、お便りを頂戴してるんですけど、フラット35に興味があるのですが、何か特別な条件があるのでしょうか。チラシを見ていると、フラット35利用可能と書かれていることがあるので、だめな場合もあるのかと思っているところです、とあるんですけど。

　あるとするとですね、マンションとかで基準があるんですね。家がちゃんとしてないと貸してくれない。これは国土交通省のやってるやつなので。普通大丈夫なんですけど、マンションとかだと最初にちゃんとなってないと、自分の買うとこだけちゃんとできないので。

残間　分かんないしね。

大垣　だから、マンションの時だけはそもそもダメっていうのがあるかもしれません。それから、そうでない戸建てはそうなるように作ればいいので。あと、分譲とかでさすがにフラット35駄目ですっていう分譲住宅とかあったら、買わないほうがいいです。そんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、住宅機構の借り入れの適合水準っていうのは決して厳しいものではないので、それを満たせないとやっぱり危ないことがあると思います。

　ほとんど大丈夫だと思います。あと、中古は古いと適合してないことがあるので、これは直すんですけど、直すお金をどうするんですかっていうことですよね。買ってから直すのに、買うときにお金がいるじゃんってなるんですけど。これは仕組みがちゃんとあって、先に買うときにつなぎ融資っていって、貸してくれて。で、直して、OKになったところで普通のフラット35っていう住宅ローンに変えるというやり方があるので、それを使えば大丈夫です。

残間　皆マンションっていうのはわからないかもね。マンションがなかなか適応されない。

大垣　住宅機構のサイトを見ると、もともとオーケーっていう登録がもうできちゃってる、スマイルマンションっていうのかな。そういうのがちゃんと載ってるので、そういうのは非常に安心ですね。最近のでダメっていうのは、あまりないと思いますけどね。

　それからもう一つは、ご自身がダメっていうのは、まさに収入が足りないってやつなんですけど、これは、何でもいいからサイトに入って、住宅機構のもありますけど、借りたい金額を入れると月々いくらってのが出てきますから、これを12倍してください。これが返済額ですね。万が一他で消費者ローンとかのお金を借りられていたらその額も足してください。それを割ることのご自分の年収。年収は、源泉徴収の時の表に書いてある、いくらだったかっていうので割ってください。それで、400万までだったら、それが30パーセント以下じゃないといけないんですね。それから、年収が400万超えてる方は35パーセント以下。これを超える事はまずないと思いますけど、超えるような時はちょっと問題ってことかな。

　あとは、国のものなので、基本的にダメって事はあまりないと思いますし、金利がずっと同じなので、今は低いので、前からお話ししてるように、ちょっと異常な位低いので。今借りておかれればそれ自身が財産になりますし。ちょうど10月からですね、アシューマブルっていって、低い金利をそのままフラット35で、でも、次に家を売ったときに、その低い金利のローンをそのまま相手に低い金利のものを渡すっていうんですかね。引き受けてもらうっていうような、そういうものも。前は50っていう、長いやつしかできなかったんですけど、35も出来るようになって、非常にお得感が出てます。

　あと気をつけないといけないのは、どこで借りても金利は同じじゃないかと思いがちなんですけど、借りるところによって金利が違います。これは、証券化ローンっていって、民間の住宅ローンの人が貸したものを住宅機構に売るんですね。売るときの金利だけ決まってるので、あとは思い思いに金利を乗っけて貸してくださいねってことになってるので、一般論でいうと銀行のほうが、モーゲージバンクっていう、この番組で宣伝させていただいているやつよりも、少し高いです。

　モーゲージバンクはそれしかやらなくて、人も少ないので、その分少し金利が低くなっていたりするることが多いと思います。これは比較できるので、サイトで全部比較できますので、よくご覧になって、安いところでお借りになってください。そんな感じですかね。

水谷　りえちゃん、よろしいでしょうか。もし何かあったら質問お寄せください。家とお金を考える大人ライフアカデミーでした。