リスナーメール:ランチをすぐに決められない人は出世できない?
水谷 きょうはどんなお話でしょうか。
大垣 結構いっぱいメールをいただいたんですけど、どれも家もお金も考えてないんですけど、たくさんいただいたので、一つ。ラジオネーム西新井の西側住人さん。「変なことを伺いますが、皆さんお昼ご飯を食べるときに迷うほうですか。それとも、スパッと決めるほう? ある本を読んでいたら、なかなか決められない人は出世できないと書いてありまして、だからうちの旦那は出世しないの? と思ったのですが、実際に成功されている大垣さん、残間さん、水谷さんのご様子はいかがですか」って。水谷さん、スパッと決めるほう?
水谷 結構、スパッと。
残間 決めてから。
水谷 残間さんも早いですよね。
残間 どっか行って、何かみんなで行ったとき、それは、パッと決めるよね。
大垣 どっちですか。時々家内と議論することがあるんですけど、好きなものを決められます。それとも、これは嫌だっていうのが決まります。
残間 好きなものよ。
水谷 好きなものですね。
大垣 じゃあ違うな。僕、好きなものはよく分からないんだけど、絶対これが嫌っていうのは分かる。
残間 だって、いっぱいウインドウに商品があったら、消去法にしていくの?「嫌い、嫌い、嫌い、嫌い、これ好き」って。
大垣 うーん、っていうか。
残間 じゃあスパッと決めてないんだ。
大垣 京都地方でしやんごやんっていうんですけど。ふにゃふにゃしてる。よく母に怒られた。「そんなしやんごやんしてんと早いこと決め」とかって怒られた。
水谷 初めて聞きました。
残間 思案の次が五案で、六案。ああ、いいね。
大垣 っていう表現がありました。よく怒られました、小さい頃。なんだけど、そんなにグニャグニャしてる割りには嫌いなものは。
残間 好きなものないの。
大垣 あるんだと思うんですけど。
残間 だったら、それにビビッといくとか。
大垣 ビビッといかないの。
残間 嫌いなものにいっちゃうの。
大垣 違う、違う。「なんでもいいよ」っていうのに、「これは?」って聞かれたら、それは嫌、とは言える。だからすごい嫌がられる。
残間 じゃあなんでもいいじゃないじゃん。
大垣 だから怒られるわけ。だったら決めなさいとかって言われて。
残間 メールをくださった方、大丈夫ですよ。大垣さんのようなすごい天才尚司くんが。
大垣 でも、どっちかに僕、二分類できるような気がする。
水谷 このかたは、決められない方は出世できないと。
残間 出世っていうのをどう言うかだよね。
大垣 決める決めないと出世はあんまり関係ないんじゃないかなあ。
残間 決断力とも、ちょっと。メニューぐらいだからね、別に。
大垣 出世はやっぱり偶然ですよね。なんとなく。
水谷 でも、決断ができない上司って本当に嫌ですよね。
大垣 ああ〜。めんどくさいときに、とりあえず決めてくれる人ね。それは大事だよね。
水谷 そう言う上司のほうがやっぱり、私たちとしてはいい。
残間 どっちでもいいから、決めてくれればいいんだよね。
大垣 具合のいいときはこうしろとは別に言わないでも分かるからね。
残間 そういう上司はそこで止まるからいいよ、かなちゃん。
水谷 じゃあ安心ですけれども。じゃあ会社の決断力と、ランチの決断力はちょっと違いますかね。同じ? 繋がりますか。
大垣 うーん。だから多分ね、リスク系を考えてるのかな、僕は。
水谷 ああ。リスクヘッジ。
大垣 リスクは見てる。
水谷 嫌いなもの、イコールリスク。
大垣 銀行屋さんが染み付いてるのかもしれない。だから、悪いほうしか見ないのかもしれない。もしかしたら。
残間 嫌なほうをまず見て、嫌だなと認識して。
大垣 そうでもないかな。だからおっちょこちょいにいろんなことをしてます。でも、悪いことを想像するのはすごいしちゃう。
水谷 残間さんは、ランチに限らず、生き方においては、スパッとなんでも決めてきましたか。
残間 しょうがないよね。どっちに行ったってそんなに変わらないし、最後は死ぬからね。だからもう、パッと決めるよね。
大垣 また、乱暴な・・・。
残間 グズグズはしてない。
水谷 どっちかっていうとグズグズしないほうがね。
残間 悩んだりはするよ。でも、ここまで悩んでこうならば、よし、右だとか、左とか、1だとか、あいつはダメだとか、こいついいとかっていうふうには。悩むけど。
大垣 で、その後意外と考えてないですよね、あとのこと。
残間 そのあと? そう?
大垣 と思うことある。
残間 なんだ、それは。
水谷 西新井の住人さん、これでよろしいでしょうか。
大垣 全然良くないよ。
残間 ご主人は大丈夫よって。
水谷 安心してくださーい。ということで、大人ライフアカデミーでした。
残間 これ、ライフアカデミーなの?
大垣 全然違う、最初断ったじゃないですか。
水谷 すみません(笑)。