新潟県新潟市北区、親が住んでいた隣の家を貸し出す
水谷 今週は、「マイホーム活用大作戦」。移住住み替え支援機構JTIでは、マイホーム借り上げ制度を通じて、大人世代の皆さんに安定した暮らしを提案しています。このコーナーでは、JTIのサイトウミチオさんにご登場いただきまして、豊富な事例の中からリスナーの皆さんの参考になりそうなケースをご紹介していただきます。宜しくお願いします。
サイトウ よろしくお願いします。今日はですね、なんと、ごく近い移住ということで、新潟県新潟市、北区の、なんとお隣同士という。
大垣 分かった! お子さんが住んでるんだ。
サイトウ そういうことです。
水谷 そういうパターンですか。
大垣 これはいいパターンだなあ、そうかそうか。
サイトウ これ、実を言うと、お隣同士を貸せるということは、お隣に家を建てたということなんですね、息子さんが。ですから、もともと親の家があって、育ってきて、結婚をして、なんとお隣が空いてたものですからお隣の土地を買って、そこに家を建てて、隣同士で親子で住んでいたと。
水谷 それも移住といってよろしいんですか。
サイトウ ええ、それで元に行ったり来たりですから。親子でもなかなかお隣には建てないので、仲の良い親子なんだと思うんですけど。こちら、1980年に住宅メーカーでマイホームの新築をしてですね。そのあと、お子様がお隣に新築と。2世帯近居生活というんですかね。スープの冷めない距離ということになるかと思います。ご両親のほうが高齢になって、施設に入り、もともとのマイホーム、旧家のほうは空き家になるということで、実は、住宅メーカーの営業のほうから、だったら貸せるんじゃないですかかと。築年数が30年を超えていましたが、メーカーの建物なので、それほど手を入れずに貸し出しすることができそうだということで、貸し出ししてみるかということになったわけですね。
大垣 ふーむ。
サイトウ 実際に募集を開始して、ちょっと当初の募集開始値段よりも下げましたが、7万円弱というような金額で入居が決まってですね。
残間 広いですね。
大垣 うん。
サイトウ そうなんです。大きさちょっと大きいんですけれどもね。駐車場もついていて、5年ほど経過していてですね。今まで400万円弱ぐらいの。
残間 すごい。
サイトウ 金額を。ええ。お届けできています。
残間 まとまってみるとすごいものですね。
水谷 やっぱり売るのはちょっとはばかられるんでしょうね、きっとね。
大垣 嫌だよね、一緒に生活してきたわけだからね。
サイトウ 周りの方々の目もあるでしょうし。親が高齢者施設に移ったからといってすぐにあの息子さんは家を売っちゃったんだって言われるのは、日本人としてはあんまり気持ちがいいものではないかと思うんですね。
大垣 これ、お子さん、入られた方はお子さん3人で。また賑やかになったんですね。
サイトウ そうなんです。5人家族で、3人お子さんがいらっしゃるということで。
大垣 なんとなく、また世代が循環した感じがしますね。
水谷 こういうパターンっていうのは、今多いんですか。
サイトウ はい。近頃実は増えてきていてですね。
残間 やっぱりそうだよね。
サイトウ もしかすると同じ駅とか、車で2、3分とか、自転車で移動できるぐらいの距離で、親子で近くに住んでいるという方がなんとなく増えているような気がしますね。
水谷 安心ですよね。今日もJTIのサイトウミチオさんに、幸せな住み替えの実例をご紹介いただきました。ありがとうございました。
サイトウ ありがとうございました。