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文化放送 大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ(FM91.6/AM1134)

楽しいセカンドライフを送るために。金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、団塊世代プロデューサー残間里江子が、大人の目線でお届け。このブログでは、「大人ライフアカデミー」「マイホーム活用大作戦」の2コーナーの文字起こしを掲載中。

コロナに伴って、家が未完成でも引き渡せるように。注意が必要です

鈴木 きょうは。 

  

大垣 本当にコロナでいろいろありますけれども、きょうは皆さんとの関係で気をつけていただきたいことが一点。住宅を、今ちょうど建てていて、完成間際ぐらいの方がいらっしゃると、実はトイレとバスタブとキッチンとか、ドアとかが全部中国で作っていて、全然入ってこなくなっていて、日本中家が完成しなくなっている。 

  

残間 そうなの。 

  

大垣 それで、新学期も控えて、引越しをお考えになってて、大体3月に完成するっていう風になさってる方が多い中で、どうしましょうかっていう方が、もしかしたらお聞きになってる方でいらっしゃるかもしれないですね。それ自体はどうしようもないんですけども。あの待つしかない所があるのは仕方がないんですけどもね。 

  

残間 ドアノブとかはいいけど、バスタブとかね。 

  

大垣 住めないですからね、キッチンとかないとね。それで、実はですね、それで困ったことが二つぐらい起きてまして。一つはもちろん業者さんの方で、もうすぐに引き渡せると思ってたのが引き渡せないのでお金がいただけないので。そうすると、下請けさんとか大工さんにお金は払わないといけないので、どうしようもなくなって潰れちゃうってなことにならないようにしないといけない。こちらの方ですね、安倍総理がちゃんと5000億のパッケージっていうことで、それまでは旅行業、観光の関係とかだけだったのが、そういう方にもちゃんとつなぎの資金が貸せるような形でなさったのでよろしいんですけど。 

 実はその前にちょっと妙な対応をしてましてね。2月の末頃なんですけど、それとは別に、そういう住設の機器が入らないので、もうほとんど完成しちゃってるので、家って完成すると役所で建築確認っていうので完了検査っていうのをして、これで最後完成したことになるんですけど。これを柔軟に行っていいですよっていう通達が出て。 

  

鈴木 おっ? 

  

残間 やらなくていいってこと? 柔軟っていうのは。 

  

大垣 柔軟にっていう意味は、要するに、完成したことにする。っていうことで、検査を通しちゃう。ほとんどできてるのでっていう。それ自体はまあどういう根拠であったかは分かりませんけども、そういうこともあっていいのかなってことなんですが、それに合わせて、住宅金融支援機構っていう国の住宅ローンやってるとこが。これも貸す時に適合検査っていうのやるんですね。それでちゃんと完成しましたっていう適合証明書っていうのをもらわないとお金貸してくれないんですけど、ここも合わせて柔軟に対応することになって。まだ住めないんだけれども、持っていくと、なんかいっぱい発行するんですよね。その中に、「私はまだ完成してないんだけれどもこの証明書をもらいます、よく分かってやってます。その場合、お金が借りられちゃうので、家にはまだ住めないんだけど、返済は始まりますが、それは私は理解しています。以後、万が一業者さんと問題が起きた時は一切、住宅機構には迷惑をかけません」って書いてある書類があるんですね。それにハンコを起こさないと適合証明書を貰いに行けなくはしてあって、さすがにちゃんと読む人は気がつくんですけど、実際こういう処理って山のようにあって、適合証明って普通は業者さんが行くもんで、個人の人が行くもんじゃないんですね。なので、もしかしたら、業者さんがお金に困っちゃった時に、持っていくと適合証明がもらえるので、お客さんに「こういう状況なんですけどまあやってくれるようなんでハンコお願いします」って言って押していくと、実はその住宅機構のローンって普通の金融機関の窓口でしか借りられないんですね。住宅機構で借りるわけじゃないので。そこに適合証明書が出ちゃったと持って来られても、そういう事情で出たものかどうかがわからないんですね。 

  

残間 柔軟の中に入ってるから。 

  

大垣 その柔軟な書類は手元は向こうの手元にあって、結果的にでてきたやつは、完成してるよ、もうお金を貸していいですよ、っていうペーパーしか出てこない。当然窓口は分からないので、それを出されたら貸しちゃうわけですね。そうすると、結構最近はそのまま業者さんの口座にお金を入れますので、代金は業者さんの所に行って、家はさすがにキッチンないと住めなくて、でも翌月から返済が始まって、おかしいなってなってる方もいらっしゃるんじゃないかと思って。 

  

鈴木 ええ。 

  

大垣 実はちょっとトラブルが起きてるって話も聞こえてくるんです。 

  

残間 でもそれ、起こらなくもないですよね、できるんだもん。 

  

大垣 できちゃうから。 

  

残間 ちょっと気になってるのは、そこがのあたふたと2月の末にやられた後、それはそれで生きてますので国の方はもうそういう業者さんが苦しいやつはその別の支援でやってますのでね。できてなくても代金を払わないといけないご事情が、お客さん側にあったら、それはもう、柔軟にやってくれるので是非やってもらったらいいと思います。でももし、何かちょっと嫌だなと。できてもいないのに、全額払いたくないなと思われる方は、よく気をつけて。銀行になるともっとわからないので、多分銀行も貸してくれちゃうので。完了検査が通ってると。ちょっと僕は消費者の目線で言うと、住宅機構がハンコを押すものを押してもらってるので全然問題ないですっていうスタンスなんですけど、それは住宅機構が問題がないだけで、お客さんは誤解することあるので。皆さん、これ住宅機構が典型的なんですけど、普通の銀行でも分からない部分があるので、できてない分のお金も先に払うっていうのは、やめておいたほうがいいです。 

  

残間 でも、そういうときどうして柔軟な対応をみたいに、なんかおためごかしみたいなことするの? 

  

大垣 それは、聞いてください。僕も、あんまりよく分からないです、今回の措置は。 

  

残間 何かあってやってるの? 

  

大垣 やっぱり、お金が大変だよっていうことで、業界の団体からこうやってほしいって言う声があったんだろうと思うんです。その中には、もちろん悪いことするためじゃない理由もあるはずなんですけどね。でも、そういうことで。 

  

残間 うっかりすると、そういうことにならないとも限らない。 

  

大垣 ちょっと長かったですけど、気をつけてください。 

  

残間 お風呂も台所もないのに、できたって。 

  

鈴木 お金を払わなきゃならない。